陽性者と家族の日記

きものと袴

突然だが、週末にまた京都へ旅行に行ってきた。

千二百年の都だけあって、何度行っても見る場所に事欠かない。
しかし東京や大阪に較べて鉄道が余り発達していないのでバスかタクシーを比較的使うようになる。
今回偶々拾ったタクシーの中に「きもの割引」の広告が載っていた。読むと何でも着物を着ているお客には運賃を割引してくれるとの事。当初は期間限定だったが好評に付き恒久的実施になるらしい。

確認のため訊いてみた。
「あの~。この『きもの割引』って、男の着物でも良いんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ~」
そう、自分はまだ「和服で外出」の野望は捨てていないのだ。

しかし、タクシーを降りた後、一つ確認することを忘れていた。厳密に言うと「きもの」と「袴姿」は別物である。「暴れん坊将軍」でパカランパカランと馬にまたがる松平健は「袴姿」だし、「マツケンサンバ」を歌い踊る松平健は「きもの」である。
自分は「きもの」は持っているが、「袴」は持っていない。
「袴姿」でも割引OKなんだろうか。

別にOKかどうかに拘らず自分は袴を着る事は無いだろうからかなりどうでもよい疑問かも。
でも袴は動きやすそうだし、正月とかには着てみたいものである。

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