陽性者と家族の日記

老梅

前の日に仕事が入ったので今日は代休。
午前中のうちに色々な買い物をするために歩き回る。

夷川通を歩いていたら左手の丸太町通の向こうに御苑の緑が見える。
そうだ、今は梅が見ごろかもしれない、とちょっと寄り道して京都御苑に入る(そう、またもや京都を徘徊中(笑))。

梅が沢山植わっている梅苑にはふわーっと梅の花の香りが漂う。
満開のものもあり、とても華やかだ。
しかし、気が付いたが、結構な老木が多い。
若く思い切り花を開かせているものとは違い、花も小ぶりで、ポツポツと間のあいた咲き方である。
桜とは違って梅は満開が一番綺麗というわけでもなくポツポツでもとても味わいがあるものだ。
老木が懸命に花を開かせる姿はとても心惹かれるものがある。

寒い弥生の幕開け、あいにく空はどんよりとして小雨も落ちてきているがこれもまた思い出。
寄り道してとても得した気になりました。

蔵人

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