陽性者と家族の日記

どたばた その2

 明日から4月ですね~ 新生活が始まるという方は心機一転、頑張っちゃってください!
自分はこれといって特別変化はないですなあ(^^;
 先週の土日は、久々に風邪を引いて、熱が一時38℃超で寝込んでました。皆さんも体調管理には気をつけましょう!

 さて、どたばた その2。

 感染告知直後しばらくは、自分はわりと平気でしたかな?もちろん、ショックだったですが、わりと覚悟してたし、じゃあ、次は?みたいな感じで、建設的に次の対処を模索していました。うじうじなやんだり、ブルーな気分になったのは3ヶ月位たってからでしたねー。で、保健所での診断というのは、おそらく、そうである、みたいな感じなんですね。つまり、HIV+である可能性が高いから病院に行きなさい、みたいな。一般にHIV診療は拠点病院という、大学病院とか国立病院といった大きな病院に行かないといけないのですが-初診の場合は、紹介状がないといろいろ手続きが面倒くさかったりするんですよね~-つまり、専門の病院に行って、確定診断を受けなきゃならない。そのための紹介状は保健所の人(もちろん医者)に書いてもらえましたし、病院も紹介してくれました。しかしながらこの病院が問題だったのですよ。
 田舎のくせに、わりと近所に拠点病院が2つもあったのですが、どっちにする?みたいなことを、保健所の先生に聞かれた時、あまり深く考えず、自分の家により近い方にしたんですよ。それにね、田舎の大病院は特定の診察科目の外来診療をする曜日が決まっているので、たまたま近場の病院が、この告知日と同じ日に診察日を設けていたので、その足で向かいました。
 さて、受付を済ませて待つこと数十分。診察室に呼ばれて、さらに待つこと数十分。いつまで待たせるんじゃ!と思っていたところに、お医者様登場。さて、どうすんかなーと思っていたら、なんと、診療できねー、といいやがる!理由はこの先生、HIV診療の経験がない、というのはまあいいとして、こともあろうに、HIVとか関係ないと思うんですが、医療従事者の守秘義務が果たせそうにないんですと。は!?(怒)そんな病院、こっちから願い下げじゃ!と思いましたよ。全く。で、もう一つの病院の紹介状書いてもらってとっとと帰りました。でも、初診料とかの医療費はきっちり払わされましたが。ふざけんな!と思いましたが。
 田舎ですから、近距離に拠点病院が2つあること自体おかしいと(今では)思いますが、結局HIVの拠点病院に名をあげてると、病院にとってはいいことがあるみたいですね。診療の有無の実態に関わらず。どうやら、僕の住んでいる地域では、もう一つの病院に、HIV診療は集中させているようでした。

 次回は、まだまだ続く、病院選択の受難、です。

ヤマモト

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