光源氏
これまで、いろんな作家の現代語訳や、
「あさきゆめみし」も読んだけど、
光源氏のような人が現実にいたら、
いくらハンサムでも嫌味だなと思っていた。
でも、今日、市川海老蔵のやった「源氏物語」を観て、
その気持ちが180度変わった。
とにかく、美しい。
あんな人だったら何やっても許されるよなあと、
すごく説得力があった。
そして、一番クラクラしたのは、その声。
まさに、「艶のある」という表現がぴったり。
席が後ろだったことを後悔したけど、
もしも花道の横の席なんかだったら、
あの美しさは直視できなかったかも。