陽性者と家族の日記

二年越しの…

 大晦日、初めて娘と一緒に年を越した。
これまでは娘は眠くて起きていられなかったので、
今年は大きくなったなあとつくづく感じた。

 「年越しのときにチューしていたら、
二年間、チューをしていたことになるよね!」
と、日付が変わる30秒前くらいから、
二人でそれを実行しようとしたのだけど、
娘が私の首に手をかけたので、
くすぐったくて大笑い。

 「もう12時になってしまう!」と思った娘が
あせって私を引き寄せようとして、
お互いの歯が当たって、笑いから一転、
「歯が折れてないか?!」という、
あせりの雰囲気に変わってしまった。

 幸いにも歯は折れていなかったけど、
これで折れていたらどうなっていたことか…。

 今朝、それを母に言ったらあきれた声で一言。
「アホやな…」。

 でも、こんなことができるのもあと少し。
(もしかして最後?)
アホな親子でいられるうちはアホでいいもん!
…でも、歯は折らないようにしないと。

つばさ

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