陽性者と家族の日記

少しの親孝行?!

先日、仕事帰り時に、珍しく母親から携帯に電話が。
延々と取り止めのない話から聞き出した話の趣旨は
ここ最近、ひざの具合が悪く、痛みがひどくなったので
整形外科に行ったら、先生に手術を勧められたと。
実家の近くに兄弟が住んでいるけど、
男だからなのか、近くに住んでいるせいからなのか、
あまり母親の話に耳を傾けないようだ。
(きっと自分も近くにいたら同じだろうけど)
それで、自分に電話をしてきたようだ。

「ちゃんと先生から説明を受けて、不安を解消して
手術を受けるかどうかを判断するように
(それでも不安なら、別の病院にも)」と
平易な表現で伝えたつもりだけど、
そんな助言ができるのも、自分がこの病気になって
病院とどう付き合っていくかを、試行錯誤のもとに
学んでくる経験ができたからなのだと思う。

先生からの症状の説明に同行できない
自分の精一杯できることがこれくらいなのだが、
たかだか小一時間の会話なのだが、
母親からは「ずいぶん勇気付けられた」と。
そんなこんなで思ったのは、
やはり自分の病気のことは話せないなぁと、
そして別にこのままでいいとも・・・・。

数日後、手術を決断したと連絡があり、
年内にも施術される予定と。
(どんな内容の手術かは結局、要領を得ず不明・・・・)
無事に済むよう遠くから願うだけしかできないけど、
次にできることは、年末年始に顔を出すことかな。

ガジ

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