陽性者と家族の日記

ちょうちょ

今朝、少し朝寝坊して、すっきりした気分で窓を開けたら、
色とりどりに咲いた庭のツツジのなかを、黒くて美しい蝶が飛んでいた。
蝶に詳しくないので名前はもちろんわからないのだけど、
羽を広げると10センチくらいの大きさで、羽根の真ん中に白い模様がある、
とっても優雅で品のある蝶だった。

あんまり美しかったので、みんなにも教えたい!と
階下におりて父に話すと、その蝶は家のツツジの「常連さん」らしく、
このところ、毎日のように来ているとのこと。
父は写真に撮ろうとシャッターチャンスをねらっているらしいのだけど、
なかなかうまくいかないらしい。

蝶にも気づかなかったけれど、ツツジがあんなにきれいに咲いていることも、
毎日見ているはずの庭なのに、全然気づいていなかった私。 
5月の連休明けくらいから、仕事やなんやらで忙しく、
そのせいで体調を崩したりもしていたのだけど、
それにしても季節の移り変わりを感じられないほど
自分に余裕がなかったのかと、蝶の優雅な姿を見ながら
ちょっと悲しい気持ちになった。

それにしてもあの蝶はきれいだったなあ。

つばさ

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