陽性者と家族の日記

もう11月か…

気がつけば、また日記を放置しているヤマモトです。
ご無沙汰しています。

気がつけば自分も30代、仕事に追われる毎日です。仕事は好きだし職場の人とも仲良くやっているのですが、やっぱり大変なこともあるし、こういう日記を書いたりする時間がなかなかないです(+筆不精だし…)それはそれで、仕方ないのかな、と思っています。

でも、こうして、ひさびさ、日記を書いています。自分、相方(♂)がいますが、ネガです。自分がポジだって知っています。受け入れてくれて早2年。もう、そんなことは普段会っている中ではなんら話題にも問題にもなっていません。Hする時だけ、ちょっと気をつかうんですけどね。

そんな相方も30代、仕事がとても忙しく、その忙しさと、より近しくなってきて、週末は一緒に過ごし、一緒に生活する機会が増え、そんな中で増えていく「ずれ」感覚。ケンカの頻度が多くなり、お互い疲れていました。

昨日、お互いに別々に過ごした日曜日の夜、電話が。そこで、いったんは別れる!って切り出されたものの、なんとか、仲直りしました。でも、その別れをいったんは受け入れたんですよね。相手がどうしても別れたい、と言いはっていましたから(後で聞いたのですが、そこまでして自分が泣くかな?泣かせてやろうとしたらしいです)。相方はいじめっ子で、こういうことするの!そして、ちょっとしてかけ直してきて、まだ、俺の気持ちに気づかねえの!?と言わんがばかり。

結局のところ、これからも一緒に頑張ろう、って決めたんですけど、今回はすごく学ぶことが多くて、しっかり噛み締めて今後の糧にしないといけないな、と思いました。それは、自分らしく、相手を思いやっていこう。時には一人で過ごす時間も大切。

実際、仲直りはしたものの、相方も「一緒にいる」ことに疲れてしまって、本気で別れよう、と思っていたと告白してくれました。自分は、「一人」は孤独である、と思っていました。だから、仕事でひたすら疲れた彼を、一人で過ごしたい、あるいはおもんかばってやる余裕もない彼に、無理にくっついていました。それは疲れる。ケンカが多くなって、別れたくなるのも無理はないですね。今考えると。

まだしばらくはゆっくり考えて過ごしたい、と自分から言って、まだお互いの顔を見てはいませんが、今は、先週の一人で過ごしたような不安な気持ちはありません。だって、こうして一人で日記を書いていても、あいつはいつだって、自分を想っているって心の底から思えるから。実際に一人でいて、ちょっと寂しいけど、それもまた一興。こうして、ゆっくり日記を書いているわけです。

これからは、「一人」を孤独と捉えずに楽しんでいけると思います。

ヤマモト

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