陽性者と家族の日記

娘へのカミングアウトその後

娘に、自分がHIV陽性であるということと、
付き合っている人がいるということを話してしばらく経つ。

このことを話した友達はほどんどが「良かったね」と
言ってくれたのだけど、ひとりだけ違う意見の友達が。

とくに二つ目のことに関して、彼女いわく、
「子どもというのは勝手なものだよ。
もう少し大きくなって自分にも好きな人ができたら、
『お母さんも誰かと幸せになって』と思うかもしれない。
でも、まだ中学生くらいでは、口では『良かったね』とか言うかもしれないけど、
本当は『お母さんは自分だけのお母さんでいてほしい』って思ってるよ」。

「あなたは『言ってよかった。これから何でも正直に話せる』っていうけど、
それは自分が楽になっただけでしょ。」

たしかにそうかもなあ。

娘も新しい学年になって以降、いろいろと悩んでいることがあるみたいだし、
そんなときに私はさらに悩みの種を与えてしまったのかも。

う~ん・・・。子育てって難しい。
でも、もう言ってしまったことは取り返せないのだから、
これからどうやっていくかを考えていかなくちゃ。

つばさ

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