ピア+トーク

開催日程

7/1 (日) 18:00 ピア+トーク 2018.7.1(日)18:00-20:00 第11回「A型肝炎について知ろう!」[参加者37名+専門家10名]
  • 参加対象 HIV陽性者
  • お申し込み 要予約

★当日に登録を希望のかたへ
以下の当日登録の時間を設定しました。ぜひ、遠方の皆様も、お申し込みください。(場所は高田馬場駅から徒歩3-4分です)
なお、複数の方と一緒の登録になる場合もあります。予め、ご了承ください。

・7月1日(日)16:30〜
・7月1日(日)17:00〜
申し込みフォームの備考欄に「当日16:30(または17:00)の利用登録希望」とお書きください。

東京都とその周辺で、A型肝炎の報告が増え続け、6月中旬で都内だけで200人を超えました。これは20年ぶりの大流行です。ぷれいす東京と繋がっているHIV陽性者の中にも、入院した人やワクチンを接種した人たちが増えています。
食事で感染という人もいますが、性行為で感染したのではという人が多いのが今回の特徴です。
そこで、緊急に「A型肝炎の予防とワクチン+経験談」という学習会を企画しました。自分の予防について考えてみませんか?

[A型肝炎の予防とワクチン]

講師:今村顕史 医師(がん・感染症センター 都立駒込病院 感染症科 部長)

[陽性者の体験談]
当日3名のHIV陽性に経験を語っていただきます。

1:男性/HIV陽性/50代

体調不良があり、拠点病院に行ったら、即入院を勧められました。潜伏期間が長いため、出会ったばかりのパートナーにも感染させてしまい、迷惑をかけてしまいました。

2:男性/HIV陽性/20代

肝炎が流行っていることを聞いて、予防接種を受けようと思っていた矢先にかかってしまったのですが、すぐに退院できたのでホッとしました。

3:男性/HIV陽性/60代

食欲がなくなり、39度くらいの熱が出て、いつものカゼとはちょっと違うなと思って、webで調べたらA型肝炎ではないかと思い、調べたら肝機能の数値があがっていた。入院安静を求められた。主治医は、若い人たちにはワクチンを勧めていたけれども、年齢でまさかと思っていたといわれた。

【日時】7/1(日)18:00〜20:00(開場17:30)
【対象】HIV陽性者(参加には、守秘義務への同意を含めた、利用登録が事前に必要です。)

■当日のお問い合わせ先
ぷれいす東京 携帯電話:080-4293-8341(昼14:00~)

※医療、行政関係者はオブザーバーとして先着10名まで参加可能
※オブザーバー枠は定員になりました。

【会場】新宿区内(お申し込みの方に直接お知らせいたします)
【参加費】無料
【手話通訳】あり

参加者の声

「みんなで流行を乗り越えましょう!」今村顕史(がん・感染症センター 都立駒込病院 感染症科 部長)

今、同性間の性行為によるA型肝炎が広がり続けています。A型肝炎は、便中のウイルスが、口から入ることで、性行為でも感染します。発症すると、重症化して長期入院となることもあります。性行為による予防には限界があるため、ワクチン接種が最善の予防対策となります。 続きを読む

「A型肝炎ウイルスって怖い?」にに

ぷれいす東京に登録にしてから初参加者としてこういうイベントに参加しました。
2014年7月に感染告知され4年経ちました。この4年間の中には最初は怖くて怖くて、もう生きていく勇気もなさそうです。涙も毎日でした。ようやくこういう事実を納得して、だんだん穏やかな生活になってきます。 続きを読む

「ワクチンについて知りたい」トーマ(感染告知年1999年/30代)

5月中旬に39度の高熱を出して普段HIVの薬を処方してもらっている病院に受診し、インフルエンザと最近流行っているという肝炎の検査をしようと医師から告げられ検査しました。結果、どちらも陰性でした。そしてA型肝炎について知ろう!という案内が届き、そんなに流行っているのかと思い参加することにしました。 続きを読む

「実は、あの頃A型肝炎に罹ったのでは?そして、今現在…」工藤新一

7月1日(日)、新宿区内で「緊急企画『A型肝炎について知ろう!』」が開催された。小生はHIV陽性者ではあるものの、運よくA型肝炎には罹っていない…そう思われた。
しかし、説明のはじめに、今村医師より、牡蠣が汚れた水をきれいにする浄化機能があるもののウイルスまでは浄化できないことを知った。そこで、あの頃、罹ったのでは?…と疑念を抱いた。 続きを読む

「〜infield fly〜」浅草、jelly beans(初参加/2017.6.15/HIV陽性+間質性肺炎 告知/服薬10ヶ月)

あの日唐突にそれは宣告された。それは、去年の夏ほおずき市で買った風鈴が一縷の雨が途切れて落ちた瞬間突然”パチン”と弾けて落ちたかの様だった。そんな突然の出来事に肩より低く首(こうべ)を垂れて床に落ちる筈の涙を何時迄も待っていた。昔、酷い虐待に遭い部屋の隅で膝を抱えて“きっと大丈夫だ”と強い希望を持っていたあの頃の幼い自分も謗らね顔で黙ったままだった。飛び散ったガラスの破片で切れた足の指から止めどなく流れる己の血、それが原因で愛する人にもインフェクションするなんて今でもその宣告を何時迄も続く真夜中のイリュージョンの様に信じることが一切出来ないでいる… 続きを読む

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