専門家と話そう

★かなめ

自分は2009年に急性期感染でわかり、CD4が少なくてウィルスが非常に多い状態から感染を知り、1度CD4が上がりウィルス量も減り、その後は徐々にHIV感染症が進行していく状態を確認しながら通院をしていました。

HIV感染直後に自分の感染を知ったので、内臓の機能の状態の把握や、薬剤ごとの副作用の把握ができ、医師や薬剤師などの医療スタッフや、陽性者支援の専門家や、周りの陽性者の意見を聞きながら、積極的に薬剤を自分の意思で選択し、CD4が500以上の状態でしたが、告知後1年の節目で服薬開始を選択しました。
自分は服薬1回にこだわるよりも食事に関係なく服薬できることを優先し、アイセントレス+ツルバダにしましたが、今回のお話を聞いて、人によっては HIVの進行状況によっては、肝臓や腎臓の負担の大きさから服薬の選択の幅が狭まることも知りました。
薬剤によっては、食後に服薬する必要があるものもあります。その理由は薬剤によって違い、胃酸で分解されないと吸収されにくい薬剤、脂肪に溶解し吸収されやすくなる薬剤があったりとか、薬剤が吸収されやすくするためには目安として何Kcal摂取する必要があるなどという事があるということも知りました。
今後も服薬を続けていくためにも、何のために服薬しているのか、どう服薬していったらいいのかの再確認が出来、良い体験になりました。HIV が進行すれば薬剤や治療の選択肢も狭まりますので、HIVの抗体検査は定期的に受検して欲しいと改めて思いました。

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