専門家と話そう

★ひろ

「感染症の専門医と話そう」に参加しました。主な内容は『HIV陽性者の間でC型肝炎(やほかのSTD)に罹るひとが増えている』というものでした。話が進むうち自分の中で“怖い”という気持ちが徐々に大きくなり、それはいまでも続いています(時間がたって落ち着いた部分もありますが)。

HIVはいまや慢性病の一種で、そうそう命を落としたり入院したりすることはないという、一種の“安全神話”に依って、病気と共に生きることを楽にしているのが、僕にとっての日常だったからかもしれません。
個人的な話になりますが、生活基盤の崩れが理由で、今現在僕は独断で投薬を中止し、通院も数ヶ月していません。危険なこととはわかっていますが、やむにやまれぬ選択をしました。そんななかで他の感染症にも罹っていたら…。普通に通院をしているひとにとっても、リスキーなセックスの経験があるひと(セックスをする以上はSTDに感染するリスクはゼロではないのかもしれません)には、とても不安になるお話だったのでは、と感じました。そんな不安を抱えながら、僕たちはHIVという病気とともに生きていかなければならないのだなと、ある意味初心にかえる機会となるイベントとなったのではないでしょうか。

プログラム参加の感想

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