就職支援セミナー

「二病息災で生業探し」ニャル(40代/男性/ゲイ/初参加/感染告知2013年/服薬歴 5ヵ月半)

 皆さん初めまして。ニャルといいます。こうして皆さんに感想文を書かせていただいているのは、偶然なのか、必然なのか不思議な気持ちです。 面談はすでに数回行い、ミドルミーティングには1回参加しました。私は、HIVになる前に既に癲癇(てんかん)というものと25年ほど付き合っています。

 そして、二つ目の病としてこの病気と向き合うこととなったわけですが、ショックでは勿論ありましたが地獄に突き落とされたか、生きてゆけないという風には考えていません。むしろこういう状態になって、今までいただけなかった自分を見つめるという時間をもらっているような気がしていますし、色々な事に日々驚き発見の日々です。
 今回このセミナーに参加したのは、生き方は人それぞれさまざまだし、選択肢も自分で考えているより多くあるのではないかということを確認し、また、社会の側がそれをどうわれわれのことを考え、有効活用する用意があるのかを知りたいと思ったからです。
 とにかく自分で動かなければ始まらないんだなということが分かりましたし、易しくは無いけれど就職する門戸はあるということが分かり、具体例を閲覧させていただいたということがありがたかったです。私の就職に即直結はしないだろうけれども、そこに繋がる為の道を歩いているのであって、そこから外れても戻ることも可能だしたとえ戻れなくても別の選択肢があるということを気付かせてくれたセミナーでした。こうしたプログラムを企画してくださったネストの皆さん、そして参加者の皆さん、企業の方々に深く感謝いたします。

プログラム参加の感想

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