ピア+トーク

「迫りくる現実に対して考える機会」さのまる(告知年・令和元年/2回目参加/30代)

陽性者になる前から親の介護について関心があったのですが、あまり考えたくなくて現実から目を逸らすような感じで避けてきました。両親が高齢になり、自分のことも含めていろいろと考えて生きていかないといけなくなったと思ったことが、今回参加の理由です。
実際に介護を経験した方の話は私自身が想像できる範囲のことを超えていて、やはり重いものでしたがご本人たちはそこまで重い雰囲気でお話しにはなっていなかったのが印象的です。それでも一つ一つの経験談は闘ってこられた証なのだなと感じました。
介護の状況により降格を申し出て仕事の時間を減らしたり、生活保護を受け続けるために役所で相談する等の生活における苦労についてもお聞きして行政としてもっと支援できる体制にしていけないのかな、と思うこともありましたが、そう思うのは私の勉強不足ではありますし、制度や仕組みをもっと学ばなくてはという気持ちにもなりました。
介護職でないと介護に全く接点がないわけではなく、誰しも介護者になるうる世の中であることを再認識しました。参加させていただきありがとうございました。

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