ピア+トーク

「現在の医療制度とその制約について」マサクロ(告知年月:2007年頃/服薬年:11年/初参加/40代)

現在の医療制度とその格差について考えさせられる内容でした。
私は感染が発覚し、2年近くCD4が160程度に下がるまで、毎月採血し、CD4が160を切ってから障がい者手帳を申請し、その後現在まで服薬を行っており、投薬後1年経過からU=U(検出値以下)をキープしています。
今までわたしの知識として、CD4が下がるまで待ち、その後投薬を行うのが一般的なのだと思っていましたが、現在では「感染が判明し、速やかに投薬治療が望ましい」ではあるけれども、「CD4が500を切らなければ投薬できない」という点の矛盾を知りました。
わたしのように昔から患い、既に心も身体も落ち着きを得ている方はよいものの、感染したばかりの方の投薬もできず、さりとてCD4が落ちないと治療すらままならない、という苦痛は計り知れないのだ。と強く感じました。
今後も、ピア+トークに参加し、また、機会があれば私の経緯等を含め、発表者となり、今を悩む方への道程となれれば、と感じた会でした。

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