ピア+トーク

開催日程

1/19 (日) 17:00 ピア+トーク Special 2020.1.19(日)17:00-20:00 第13回「日本のHIV陽性者から見たU=Uの光と影」[参加者43名(うちスピーカー4名)]
  • 参加対象 HIV陽性者 パートナー 家族
  • お申し込み 要予約

アクティビティにゲストからのコメント、参加者アンケートと感想文を掲載したので、ご覧ください。
ネスト・プログラム第13回ピア+トーク Special「日本のHIV陽性者から見たU=Uの光と影」報告

※ブルース・リッチマンさんのTwitterより

U=Uのキャンペーンの創始者でHIV陽性者のブルース・リッチマンさんをお招きして、
語り合います。普段、ネスト・プログラムに参加している方々にも数人、ご発言をお願いしています。気軽に意見交換ができたらと思います。

【日時】1月19日(日)17:00〜20:00(開場16:30)
【対象】HIV陽性者、パートナー、家族(利用登録がお済みの方)
【会場】新宿区内(お申し込みの方に直接お知らせいたします)
【定員】30名程度
※日本語通訳が付きます。

このプログラムはネスト・プログラム「ピア+トーク Special 」として、
ぷれいす東京主催ですが、厚労科研「HIV感染症及び合併症の課題を克服する研究班」及びU=U Japan Projectとの共催になります。
1月13日(月・祝)には日本エイズ学会主催で「U=Uに関する国際HIVシンポジウム in Tokyo」が開催され、ぷれいす東京代表の生島も出演します。

U=U Japan Project (大北全俊(東北大学大学院)、井上洋士、山口正純)
https://hiv-uujapan.org/


第1部 なぜ、U=Uは始まったのか。
ブルース・リッチマン(Prevention Access Campaign)
U=Uのキャンペーンの創始者でHIV陽性者

第2部 日本のHIV陽性者からの声
1)女性の陽性者の恋愛、妊娠の希望 ミラン
2)服薬を希望するが開始できないでいた経験 鳥前 進(とりまえ すすむ)
3)女性の恋愛、妊娠と結婚について こう
4)SNS空間で感じる、市民や当事者の中にある偏見と差別 奥井 裕斗(おくい ひろと)

第3部 自由な意見交換

司会:生島 嗣、大北 全俊(東北大学大学院)

 

【U=Uとは】科学的証拠が確かなエビデンスに基づいた、シンプルですが非常に重要なキャンペーンです。 HIVはすでに社会の認識を変えています。HIVと共に暮らす人々(およびその友人や家族)は、長く健康な生活を送り、子供を持ち、誰かを感染させる心配をする必要はないと理解するようになってきています。

Prevention Access Campaign: U=U
https://www.preventionaccess.org/

ぷれいす東京は、世界中に750団体あるCommunity Partnerの一員として、U=Uを知らせる活動をしています。本イベントのタイトルを日本の現状では光と影としたのは、差別の低減に役立つ一方で、国内の現状とのギャップについて、ブルースさんに知ってもらいたいからです。

 


※すべてのネスト・プログラムは事前の利用登録が必要です。
[利用登録とプログラムの予約]を必ずご覧ください。

参加者の声

「光と影に触れて」まゆみ(感染告知年:2016/服薬歴:4年/年代:30代)

私が初めてU=Uを知ったのは2年ほど前だったかと思います。その頃には服薬を始めて2年近く経ち、検出限界値以下を維持していました。検出限界値以下でも人にうつしてしまう可能性はあるのでは、と悩んでいたのでとても安心したのと、希望が持てるなと思ったことを覚えています。 続きを読む

「孤独な葛藤」山本

はじめに、私はCD4が障害者手帳取得基準より高いまま7年が過ぎています。ウイルス量も1000前後な為投薬開始時期は全く未定です。
そんな中、U=Uという衝撃的な概念がぷれいす東京を通じて入ってきました。皆さんはどう感じたでしょうか。私はとても複雑な気持ちです。安心、解放を感じる方がいる一方で、私は取り残された気持ちでいっぱいでした。自分だけ蚊帳の外、を感じざるを得なかったのです。 続きを読む

「現在の医療制度とその制約について」マサクロ(告知年月:2007年頃/服薬年:11年/初参加/40代)

現在の医療制度とその格差について考えさせられる内容でした。
私は感染が発覚し、2年近くCD4が160程度に下がるまで、毎月採血し、CD4が160を切ってから障がい者手帳を申請し、その後現在まで服薬を行っており、投薬後1年経過からU=U(検出値以下)をキープしています。 続きを読む

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