パーティ

「首都圏で長年培ってきたネストプログラムが、止む無くZOOM開催としたことによって、地方・海外へと広がる節目となった。という2021年を振り返りました。」Pico(感染告知:2007年/服薬歴:14年/40代)

2021年はネストプログラムが全てZOOM開催となりましたが、コロナ第5波が落ち着いていた時期に開催された年末のパーティーも、ぷれいす東京創立以来、初めてのZOOM開催となりました。
最初のアイスブレイクで、アプリを駆使した「何が出るかな?」サイコロトークを準備していただき、場を和ませてくださいました。
その後、3つの違ったテーマでグループフリートーク(最終的には、自然に2テーマに集約されましたが(笑))。スタッフ、ボランティア、参加者の分け隔てなく、日頃、違うネスト・プログラムに参加・関与している年代、違ったセクシャリティーの方々が混じって、「各人が参加されているプログラムの内容」、そして「ぷれいす東京内での新プロジェクト創生」について、和気藹々と分かち合いを行いました。

最後のまとめとして、生島代表から、「今後、コロナの収束を見つつ、先ずはぷれいす事務所内談話室での対面+ZOOMのハイブリッド形式でネストプログラムを提供してゆきたい」という方針を示されました。私は今年登録したボランティアスタッフで、かつ地方在住の一参加者です。ハイブリッド開催は物理的(金銭も時間も)負担が少なくなるので大変ありがたいと思いました。もし地方・海外在住の参加者が首都圏へ遊び・用事で行くときは、そのついでに気軽に、ネット上で出会ったネストプログラムに参加している首都圏在住の仲間とノンストレスでリアルで談笑できるようになるでしょう。首都圏限定だったプログラムが、確実に地方・海外へと広まりを見せました。この広まりは、当初、「仕方なくZOOM開催とせざるを得ない」とマイナスに思っていた時には想定していなかった「プラスの副産物」といえるでしょう。

これ以降は、ぷれいす東京の方針ではなく、私が描く妄想をお許しください。
そう遠くない将来、首都圏で培ったネストプログラムという「交流の輪」「プログラム運営のノウハウ」が、地方・海外在住のボランティアスタッフに伝わり、各ネストプログラムが全国・海外展開して開催されるようになればなあ。。。地方在住の多種多様なバックグラウンドを背負っている利用者・当事者が、プログラムに参加して「肩の荷を下ろして、ちょっとホッとできる」。そういった場をぷれいすが提供できるようになればとてもステキだな。。。
私一人で勝手に「将来のネストプログラム像」をワクワクと想像を膨らませながら、パーティーを終えました。

今、この文章を書いているのは、沖縄で新型コロナの新規感染者が600人以上と報じられた2022年1月初旬です。第6波が猛威を振るい始めた頃でしょうか。早くコロナが収束し「ぷれいす東京から発せられたステキなつながり」が全国・海外に広がってゆくことを願って止みません。

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