昨年パートナーのお父さんが亡くなり、悲しみよりも、その後やらなければならない事が煩雑で苦労しました。病気が進行して難しい話が出来なくなる前に、本人の「意思」をしっかり確認し、話し合いをしておくべきでした。
講座では老後のお金や居住、入院時や終末期、介護、法的書類の準備、お墓のことなど、考えておかなくてはならないお話が盛りだくさんでした。中でも印象的だったのが、“大事なものはキレイ事ではなくてお金”という言葉でした。貯蓄や資産運用の話だけではなく、簡単にでも家計簿で把握するなどの初歩的なアドバイスもあり、お金に関しては諦めかけていた僕でも、まずはここからでもやらなきゃという気持ちにさせてくれました。
僕にはパートナーが居ますが、男女の婚姻では当然の、例えば財産などの権利が無いわけですから、事前の法的書類作成の重要性も高く、また僕がHIVであり、尚且つよく体調を崩すので、入院時や終末期に対応してくれるパートナーの扱いも大いに気になるところです。
僕も分からない、面倒くさいでは済まされない年齢に差し掛かりました。なんとなく気にかけていたことを系統立てて教えていただき、後押ししてくれるこのような講座に参加でき、とても有意義でした。
余談ですが、講師のNPOパープル・ハンズ事務局長の永易さんの言い回しが秀逸で、楽しみながら勉強することが出来ました。