アサーション・トレーニング

「カミングアウトを経験しました」 マサシ(40代男性/都内勤務/服薬5年)

 「アサーティブ・コミュニケーション」とはどの様なものなのか興味があり受講しました。
 講義の中で、アサーティブ・コミュニケーションを取るときの心の姿勢として大切なのは「誠実」「率直」「対等」「自己責任」の姿勢でありアサーティブネス4つの柱とされていることを学びました。

それぞれに当たり前のことの様に思えたのですが、4つの柱を意識することで相手との意思の疎通が格段にとり易くなることをロールプレイングで体感しました。
 また、グループを組んでのロールプレイングの中で、「上司にHIV陽性者であることをカミングアウトする」ことに取り組みました。今のところ実際にはやらない行動ですが、4つの柱を意識し何とかカミングアウトをやってみました。カミングアウトに取り組みいろいろ考えたこととグループの方からの指摘で「自分にはHIVが悪いことであるという思い込みがあり、きちんとカミングアウトできない」ことを認識することができました。
 「アサーティブ・コミュニケーション」とはどの様なものなのかとの興味から受講したのですが、自分の殻を破るきっかけになる貴重な経験をすることが出来たと思います。

プログラム参加の感想

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