アサーション・トレーニング

「自分の感情に素直に、相手視点を忘れずに、WIN-WINで生きやすい人生」 スナフキン(50代ゲイ/2006年告知)

 15年付き合った相手に「1度きりの怒り」をぶつけたことで別れて1年後、この講座に出会いました。
 気づかされたことは、自分のコミュニケーションの下手さ加減、「感情」が表現できないことでした。なぜ、あの時怒ったのかを悔やんでいましたが、

セミナーの中での「過去は過去」「今、ここでの気持ち」を大事にすること。「自己の感情については、環境・状況は取り払い、自分の中の感情を自分で確認すること(誠実)」「感情については、認識したあとは客観視すること」「自己のハラオチができたら、次は相手視点で考えること」この教えで救われた気分になりました。つまり、自分は、「悲劇のヒロイン」になっていて、相手視点が欠落していたこと、そして、コミュニケーションをうまくすることは自分の感情を抑える事と自分に刷り込んでいたと痛感しました。
 今回の教えで、Facebookで、自分が「人格否定された」と感じた人と話す機会があり、「事実→感情→要求、説明」のコミュニケーションで話をしてみました。(セッションの中で、「感情」が欠落していることを一緒にセッションに参加した仲間から教えられ、自分のコミュニケーションの課題に気づかさせてもらったことを意識して。)相手も健全性の高い人だったのもありましたが、このステップで簡潔に話すことで相互理解が進み、互いを認め合うことができました。
 アサーティブ・コミュニケーションを習得するには、まだまだ時間はかかると思います。でも、自分の感情を見つめ、相手視点も踏まえてコミュニケーションすることで、へんな鎧も脱ぎ捨てられる気がしています。
 今後は、HIVであったり、ゲイである事を極端に卑下せずに、ニュートラルな気持ちで地に足をつけることを意識して、人々とかかわっていこうと思います。 
 「今、ここで」の言葉と「誠実である」ことを日々意識して生きていこうと思っています。参加して、ほんとうによかったです。ありがとうございました。

プログラム参加の感想

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