矢島 嵩
神戸会議や厚生労働大臣との会談があったり、僕にとって非日常的な日々が続いていましたが、ようやく自分のペースを取り戻そうとしているところです。コツ コツと原稿を書いたり、勉強会の段取りをしたり、そして、告知間もない人たちと会ったり、たまったメールに返信したり……。やはり、ここに僕の重心がある かなぁ。
この1ヶ月ほどの経験から、アドボカシー(権利擁護、代弁といった意味だそうです)や、ロビイングなどもとても大事だなと思うようになりました。福祉は 後退して、性教育はバッシングの嵐、草の根でがんばってきた当事者団体や支援団体への助成は軒並み打ち切り。HIV陽性者はますます生きにくい世の中にな るのではないかと心配しています。
僕にできることは、小さな声に耳を傾けることだけど、それを大きなアクションにつなげることも大切。ひとりで両方は無理そうだけど……。
まだまだ続く暑い夏、バテずに乗り切りたいですね。