運営委員のつぶやき

生島 嗣

先週、体調を崩して駅前の薬局にいったら、漢方薬と生姜湯をセットで薦められた。これが結構よかったです。生姜湯に入っている葛のとろみが身体を暖めてくれるし。意外なヒットでした。
 仕分けによって、漢方を保険診療からはずすという検討もあり、反対運動が起きているようだ。僕も知人から連絡をうけ、急遽、その呼びかけにweb上で署名した。
 さきほど、再度確認をしてみると、漢方はずしは、デマではという書き込みもあるが、詳細に仕分けの議論の行方を記録しているものもあった。
 真偽の程は不明なのだが、仕分けのテーブルにて、財務省が「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは医師が処方する必要性が乏しい」「高齢者の半分近くがのみ残しており、無駄に公的支出が行われている」ことを理由に主張。というところに端を発しているらしい。
 後日、長妻厚生労働大臣がコメントを出し、漢方薬については「市販のものを買って保険から外しなさいという指摘もあるが、かなり問題がある」と、事業仕分けで保険外化を求められた湿布やうがい薬などとは別扱いとする考え。となり、医療保険適応されている漢方は守られるのではという推測がいまは主流になっている感じでした。
 やっぱり、web上の情報を読むのは、注意が必要ですね。
 それと、何か不利益につながる方向性がでた時に、あっというまに、5万人規模の署名をさっと集めるという集団がいたことも、大きいですね。いろいろと、学ぶことが大きい出来事でした。

生島

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