運営委員のつぶやき

生島 嗣

テレビ番組の制作に協力した。そのNHKで放映された番組をみた人たちから、いろいろな反応があった。テレビカメラの前にたった人達の勇気にエンパワーされ、自分にも何ができるかという声もたくさんあった。その一方で、出演者のバランスをもっととって欲しかったという声もあった。今回、取材を受けてくれた人たちをみて思うことは、取材を受けた人が、テレビカメラの前にたった時にも以前と変わらない、その人を支える人間関係、仕事や生活環境をもっていることだと感じた。
HIV陽性者や周囲の人が全員しなければいけない訳ではないけども、メディアからの協力依頼がきた時には、協力に応じる人たちが増えていくことが必要だと改めて認識した。もちろん、すべてのマスコミの協力依頼に応じる訳ではないのは言うまでもない。

生島

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