ネスト・プログラム オンライン・ミーティング開始
新型コロナウイルスの影響により、ネスト・プログラムをリアルで開催するのが難しい状況です。外出自粛で孤立したり不安になっている人も多いなか、可能な形で繋がることができる場づくりをということで、2020年4月よりZOOMを用いてオンラインで開催しています。
4月に「試行」で行ったプログラム【オンライン】の担当ファシリテーターや他のネスト・スタッフも交えてオンライン上で意見交換を行い、今後のことについて話し合いました。<イラストはイメージ>
[オンライン開催のメリット]
- 遠方の方も参加が可能
- 自宅なのでリラックスして参加ができる
- 対面よりもざっくばらんに話すことができる
[オンライン開催のデメリット]
- 家族と同居などで場所の確保が難しい
- 通信環境などによって参加しづらい場合がある
- 進行などについてリアルとは違った難しさがある
- 感染がわかって6カ月以内の方が対象であるPGMは、
1)感染初期で直接サポートが重要
2)ワークの運用が難しい
などの理由で、プログラムの特性上、完全にオンラインにしてしまうのは難しい。 - ストレス・マネジメント講座、アサーション・トレーニングなどワークを伴うプログラムも、オンラインの開催は難しい。
- 定例で開催されているミドル・ミーティング、U40ミーティング、異性愛者ミーティングなどは、リアル開催時とは違い、数年振りの方や地方在住の方なども集まった。
- 今後プログラムの通常開催ができるようになっても、オンライン開催はある程度の頻度で継続して欲しいとの意見があった。
- プログラム参加に必要な利用登録については、基本的にぷれいす東京の事務所への来所が必要ですが、遠方で来所が難しい場合などは、オンラインで行うということも進めている。
- 今後はリアルとオンライン、双方の良い部分を活かして、並行して開催する方向で考えている。
6月以降も当面オンライン開催を継続予定です。
通常開催の復帰の時期については、状況を見ながら検討します。
オンラインで参加された方から感想文が届きましたので、ぜひお読みください。
介護職として働く陽性者の交流会【オンライン開催】2020/7/20
・「パソコンはあっても、リモート参加が不安だった」ヒロシ
陰性パートナー・サポートミーティング【オンライン開催】2020/6/6
・「安心できました。」みつる(男/40代/ゲイ/初参加)
・「収束と終息をオンライン上で願う」ヒロユキ(40代)
・「静かな気づき」ケン兄(初参加/60代)
・「コロナとHIVの接点」ちゃお(40代後半)
・「繋がれなかった人が繋がれるon-line」ナナコ(女性/30代)
・「オンラインミーティングに参加して」T(男性/40代)
・「リアルと変わらない温かさ」まぁちゃん(アラフォー既婚女性)