スタッフ日記

ラッシュ裁判の報告会について

「ラッシュ裁判」報告会&交流会が、2020年1月18日(土)18時~、新宿区立新宿文化センターにて開催され、30人以上の方々が参加しました。

輸入や使用、所持が禁止されている「指定薬物」である、いわゆる〈ラッシュ〉(RUSH)を、海外から個人輸入しようとした男性が、職場に発覚し懲戒免職となり、2017年7月、地方裁判所に起訴されました。現在、その裁判が進んでいます。
〈ラッシュ〉は、「指定薬物」になっていますが、規制過程での審議は充分でなく、刑罰を科して規制するほどの人体や社会に対する危害は、ほとんど立証されていません。裁判では、「ラッシュで懲戒免職や懲役刑は重すぎるのではないか」と争っています。
ラッシュ規制が段階的に強化され、逮捕により生活が大きく変わった人たちが多く存在します。また同じように、ラッシュによる逮捕で、困難を抱えた当事者の方も数人参加し、フロアーから発言がありました。
見えにくい現状を実感できる貴重な機会となりました。「ラッシュ裁判」の意義や今後の動向を、一緒に考える貴重な機会となりました。

当日のプログラム
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司会 塚本堅一
(元NHKアナウンサー/ASK認定依存症予防教育アドバイザー)

1 ラッシュ裁判の意義 森野義郎(弁護士)
2 精神科医からみたラッシュの規制について 梅野充(医師)
3 ラッシュ裁判の被告人として  ヒデ
4 ラッシュ裁判の今後     加藤慶二(弁護士)
5 ラッシュアンケートの分析  生島嗣(ぷれいす東京)
6 その他の当事者

主催・問い合わせ ラッシュ(RUSH)の規制を考える会
協力:NPO法人ぷれいす東京 東京パーソナル法律事務所
日本薬物政策アドボカシーネットワーク

↓こちらも注目ください。

【千葉】「ラッシュ裁判」6月18日判決公判の予定

 

gladxx
RUSH裁判のこれまでとこれから https://gladxx.jp/column/goto/6196.html

生島

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