ぷれいすコラム

未来へつなぐケアと予防 Living Together

生島 嗣 第31回日本エイズ学会学術集会・総会 会長/特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表

生島 嗣「未来へつなぐケアと予防 Living Together」というテーマには、大きな転換期を迎えつつある今だからこそ、あらためて考え、共有しておくべき核心が含まれているものと信じます。

本会議では、 HIV/エイズを通じて映し出される多くの課題を解決するために、医療従事者、研究者、行政、NGO関係者、HIV陽性者など、立場を超えて語り合う場となることを願っています。また、海外のゲストからはPrEPなど、新たな予防に関する報告をお聞きする予定です。

今回、はじめての取り組みがいくつかあります。その一つが「〜HIV陽性者によるスピーチプログラム〜 POSITIVE TALK 2017」です。応募してくれたHIV陽性者のなかから、6人の方に経験を話していただきます。

他には、次世代の医療や福祉を担う学生のための教育ワークショップ「日本のHIV/AIDSのチーム医療/支援はオモシロい!」(定員50人)があります。学生ための、プログラム委員有志による教育セッションです。

この数年開催しているTOKYO AIDS WEEKSですが、今年も開催します。実行委員会に多くのNGO、行政、医療機関にもご参加いただき、とても充実したプログラムになりました。ぜひ、Webでご確認ください。オープニングはカンヌ映画祭グランプリ作品『BPM(Beats Per Minute)』国内初の試写会です。エンディング『私はワタシ~over the rainbow~』は長谷川博史さんも出演するキュメンタリーです。

さらに今回は中野区の多大なご支援をいただき、開催することができました。その象徴として、区庁舎に大きなレッドリボンが11/23〜26まで掲示される予定です。JR中央線からも見ることができますので、ぜひご覧ください。
第31回日本エイズ学会学術集会・総会

ぷれいす東京NEWS2017年11月号より

生島 嗣 第31回日本エイズ学会学術集会・総会 会長/特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表

第31回日本エイズ学会学術集会・総会
TOKYO AIDS WEEKS 2017

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