陽性者と家族の日記

誕生日

先週、誕生日を迎えて、3?歳になった。
HIV陽性だと知った10数年前は、30代後半まで生きられるなんて、
夢にも思わなかったけど、それなりにハッピーに生きている私がいる。

両親も同じ思いらしく、初めのうちは誕生日も、
「ありがたいね~、○○歳も元気に迎えられて」と言っていたのに、
今年のプレゼントについていたメッセージにはなんと、
実際の私の歳より1つ上の年齢が書いてあった。
間違えるかな~、普通?
もう、歳のことなんかどうでもよくなってきたのね…。

娘は「お母さんと話をしているときが一番楽しいです」
とイラストつきで手紙をくれた。すごくうれしかった。

この頃は生きていることが普通に思えてきてるけど、
毎年、誕生日を迎えると、
日常を生きているってすごいことだなと感じる。
この気持ちをなるべく忘れないようにしたいなと思った。

つばさ

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