pikepapa/男 40代 バイセクシュアル 東京 会社員 告知を受けてからそろそろ1年3ヵ月
感染からいきなりの発病を経験した者にはなんら考える猶予はなかったのが現実です。ポジと判って服薬まで月日があればいろいろ調べなければならないこと、 病気そのものの再勉強、今の会社(仕事)との付き合い方、いろいろプランは練れるでしょうが(ああウラマシイ)。
自分の場合は発病→入院→退院→引越し(今までのノンケの友達と縁を切る=電話も住所も知らせぬまま)しました。会社は何とか他の病名のせいにして、今までどおりに通ってはいますが、残業などは今までどおりにはしない約束とともに給料大幅カット状態で、なんとか凌いでいます。
特にこれから結婚や出産(子供がほしい男性にしても)を希望している人は計画を考えるのが大変でしょうね。何の確約もないけれど、いつか秀逸な薬が登場することを期待する(若い人の特権)ことも可能なのですから。もちろんそうなればそうなったことに越したことはないけれど、ただ時間だけが流れていくのであれば、それは若くても年をとっていてもそう変わりはないですよね。
悲観的なことばかりを言いたいつもりはないのですが、感染者がますます増えて、特別な疾患ではなくなりつつあり、まして更生医療の見直しも政界でいわれ始めると、ジェネリック薬化がまだ望めないHIVにあっては自己負担金もどうなることやら。けっして明るい未来が待っているとは思えません。といって落ち込んでばかりはいられないから、みんなでがんばりましょう!、とこれは模範的回答というオマケです。それぞれ悩んで考えて!
最後は自分はどう生き抜くか、という問題じゃないですか。