HIV/エイズ よくある質問・みんなの回答集

HIVに感染したかもしれない行為があって不安です。HIV遺伝子検査(NAT検査)を受ければ、他の検査より早く感染の有無が分かりますか?

A:

HIV遺伝子検査(NAT検査)は、その時、血液中にHIVの遺伝子があるかないかを調べる検査です。この検査でHIVの遺伝子が検出できるようになる時期は、最初に体内に入ったHIVの量や体の免疫状態によって左右されるため、個人差があります。「HIV遺伝子検査(NAT検査)なら、早くに感染の有無が分かる」とは言いきれません。

感染の可能性のある行為があり、その後急性期の症状(初期症状)と考えられる症状が出ている状態で、HIV遺伝子検査(NAT検査)が「陽性」となれば「HIV感染」と言えますが、「陰性」の場合は、
 
 ・「HIVの量が、まだ検出できるほど体内で増えていない」
 ・「HIVに感染していないので、体内にHIVが存在しない」

のどちらかの可能性があります。HIV遺伝子検査(NAT検査)は、「陰性」であることの証明に用いる検査ではありませんので、HIVスクリーニング検査(抗原抗体検査、あるいは抗体検査)を受けることをおすすめします。

その他の回答

HIVの感染不安の人、HIV検査前の電話相談

東京都HIV/エイズ電話相談(東京都委託事業)
03-3227-3335
月曜日〜金曜日 12:00~21:00
土曜日/日曜日/祝日 14:00~17:00

ゲイによるゲイのためのHIV/エイズ電話相談(Gay Friends for AIDS)
03-5386-1575
土曜日 19:00〜21:00

HIV陽性者と確認検査待ちの人、そのパートナー、周囲の人のための電話相談

ぷれいす東京 ポジティブライン(厚生労働省委託事業)
0120-02-8341やさしい
月曜日〜土曜日 13:00〜19:00
木曜日 15:00〜18:00(HIV陽性の相談員対応)

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