陽性の告知を受けてから1か月半。年末パーティ初参加でした。
私はお世辞にも前向きで、明るい性格とは言い難く、感染を知った時は気分がひどく落ち込み、「これからどうしよう、どうなるんだろう…」と、強い不安に襲われました。でも、感染を知った次の日からぷれいす東京さんのお世話になり、親身になって助けてもらい、また病気の自分に対して以前と同じように接してくれたパートナー（陰性）にも、たくさん支えてもらいました。
ですが、パーティにエントリーした時は、まだまだ不安な思いが次々と浮かんでくる、そんな状況でした。
パーティには、パートナーも一緒に参加を申し込んでくれ、和やかな中でたくさんの方と会話ができるのを、二人で楽しみにしていました。
当日、会場に早めに着くと急に緊張が押し寄せ、あんなに楽しみにしていたのに帰りたいような気持ちになり…。でも、すぐにぷれいすのスタッフさんやボランティアの方々が優しく笑顔で迎えてくださり、参加者の方々もそれに笑顔で応えているのを見て、それまでの緊張は消えていきました。
受付をして好きな席に座ると、まもなくしてパーティが始まりました。自己紹介をして皆さんとの距離が縮り、ケーキやお菓子などを食べながら、リラックスした気持ちで周りの方々と少しずつ会話をすることができました。感染が分かった時期や立場も様々でしたが、普段の生活を前向きに明るく話してくれる方からは勇気をもらい、私と同じようにまだ不安の中にいる方などとは心境を分かち合いました。笑いの絶えないあっという間の時間でした。これからもいろいろなプログラムに参加したい気持ちです。
自分で作り上げた不安に苛む日もまだありますが、パーティでのひと時を思い出すと、“一人じゃない”、“病気と付き合って、今を生きていこう”という気持ちが湧いてきます。ありがとうございました！