パーティ

「仲間と共に」ケン(感染告知年 2016年/服薬歴6年)

久しぶりに陽性者同士の交流をクリスマスパーティーという形で設けて頂き、楽しかったです。久々に会えた方々と話が弾みあっという間の時間でした。僕はオンラインが苦手なので、実際に人と会ってお話しするのが、とても新鮮でした。

パーティーの中で、HIVという重大な病気を笑顔を交えて歓談されていた方がとても印象的で、自身の病気の悩みがとても小さいように思うくらいでした。

治療の進歩とともに、HIVは糖尿病とほぼ変わらない慢性疾患と言われるほどになりました。その進歩に感謝しつつ、自分の中で漠然とした未来が横たわっているのも事実です。

実際にお話を聞いていると、この病気に伴って起こる社会生活関連の制限はHIV治療に対する社会の認識の遅れが原因だと痛感しました。

社会や人々のHIVに対する認識は直ぐには変わらないかもしれません。しかし、ぷれいす東京さんには、HIVの陽性者の未来への希望が少しでも持てるこの様な活動を是非今後も続けていってほしいです。本当にありがとうございました。

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