感染告知を受けて2ヶ月、服薬開始2週間の新参者です。初めて対面での集まりに参加しました。告知された時はショックを受けましたが、自分で行動して情報を取りに行く方が悲観的にならないと思い、すぐに気持ちを切り替えました。いくつかのZoomミーティングに参加し、感染に関するウェビナーも視聴しました。その為HIVに関する知見は広がりました。ただ実際に知りたかったのは、感染者が仕事や病院、服薬などの生活全般をどんな思いで過ごしているかでした。
忘年会に参加した感想ですが、「久々に集まった同窓会」のような雰囲気でした。各人が「HIV陽性者」という属性なだけで、「久しぶり!」「最近元気なの?」とたまに集まって話す、どこにでもある日常の一つでした。元気な時もあれば調子悪い時もある、雨の日もあれば晴れの日もある、そんな当たり前の生活をしている人達ばかりでした。
服薬して20年以上経過した方もいました。今とは違い、昔は薬の種類が限られていたことや、偏見や差別を受けたことなどの話も聞けました。インターネットで得る情報よりも、生の声を聞けたことは貴重な体験でした。
このような場所を何十年も開催し、感染者に寄り添うスタッフさんらに、心から感謝しています。特別な場所ではないかもしれませんが、当事者にとっては、かけがえのない場所だと感じました。また参加させていただきます。
「よくある同窓会」匿名さん(感染告知2023年10月/初参加/40代)
プログラム参加の感想
- 「リアル開催への期待と新たなwebサイトの閲覧」まー君(2008年に感染告知/服薬暦15年)
- 「はじめての対面パーティー」タカ(服薬歴3年半/50代)
- 「この一年を想う」KZ(2022年9月告知/服薬歴9か月/初参加/50代)
- 「アラ環カップルで参加しました〜」リユウ&たかよ(リユウ:感染発覚は2005年(約20年前)、投薬は発覚時1年間と数年経ってから今迄15年、パーティ参加は3回目 たかよ:非感染、配偶者、パーティは初参加かな)
- 「よくある同窓会」匿名さん(感染告知2023年10月/初参加/40代)
- 「仲間と共に」ケン(感染告知年 2016年/服薬歴6年)
- 「4年ぶりのリアルパーティー」ヤス(1999年告知/5回目参加)
- 「楽しい時間でした」そろそろ大台(感染告知2004年/ギリ40代)