僕は感染を告知され、数年間の経過観察を経て主治医の進言により服薬を始めました。告知を受けた時ひどく落ち込んだり、薬を飲み始める前も副作用や飲み忘れの事を考え、不安になったり悩んだりしました。
医療と情報の発達により、きちんと治療を受けていれば完治できないが、今は告知前となんら変らない生活を送ることができ、情報がほしい時はインターネットやぷれいす東京のような活動団体から収集ができ相談もさせてもらえます。ありがたい時代になったことを実感しながら日々生活を送っています。
今僕は大学病院で治療を受けていますが、毎回特に病状に変化が見られなければ10分程度で診察は終わり、そして採血して帰宅。病院内は他の患者さんがそれなりにいて順番を待っているし、医者もとにかく限られた時間内に全員を診ていかないといけないプレッシャーが伝わって来ます。当然、自分の病状以外のことで、今回質問した新薬などの開発状況や長期服薬により将来、体への負担は実際どうなの?といった踏込んだ質問がし難い雰囲気にあります。
今回の会は病院の状況とは違って、陽性者と話す場である為、来場された現役でいらっしゃる専門医も参加者と話そう、質問に答えようの姿勢でおられましたので、参加者からのたくさんの質問に1つずつ答えを返し、もちろんこんな病気なので、皆さんそれぞれ病状も違うしすべてに対し明確な回答がない時もありますが、情報共有しやすい場所ではあると感じました。また今後も定期的に参加させていただきたいと思います。<2015年9月 感想文>