ピア+トーク

「ココロの記念日」しんしん(感染告知年:2013年/服薬歴:3年)

僕がもし感染告知されず服薬せずに過ごしてたら、長谷川さんのお話を聞く機会はあっただろうか。当日の長谷川さんのお話が深く胸に響いただろうかって、ふと考えました…。僕は感染告知され服薬し、病の当事者になってようやく病と本気で向き合いました。それからの人生は遅まきながらも、向き合った病についていろんな人にも出会いました。いろんな所にも出かけました。
そうした時分に長谷川さんの存在を知りました。けれどもどういう人なのか知りませんでした。けれども知りたかったどういう人なのか。
長谷川さんのお話で印象的だったのが、(公助・互助・自助)というコトバとそのひとつひとつのコトバに込められた(人の輪に救われた)というお話。それに引越のこと。鬱のこと。ちょうど僕自身も鬱で通院をはじめたばかりでしたから、引越もしたばかりでしたから。
それと当日は僕の49歳の誕生日でもあったのですが、長谷川さんのお話はなによりの誕生日のココロの記念日になりました。深く胸に響いた長谷川さんのお話にあらためて思いました。生きててよかった。GAYでよかった。そう思いました。

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