ピア+トーク

どう生きたらいいのだろう」 ノブ(2016年2月感染告知/服薬開始7カ月目/初参加/40代)

自分は今年2月に髄膜炎を発症しエイズと判明、いきなりエイズだった。4ケ月程入院し体調もウィルス量も安定し8月には仕事に復帰出来た。気分的にも前向きに治療を進めていた。しかし9月半ばに痙攣を起こし再入院。髄膜炎による痙攣とのこと。車の運転を止められた。2回目の入院のショックに加え車に乗れない=仕事が出来ないというショックが加わり、マイナスの事しか考えられなくなってしまっていた。会社からも一区切りつけようと言われ、この先どうしたらいいのだろう何のために生きているのだろうとしか思えなくなっていた。そんな時にこのピア+トークを見つけた。
初めてこの病気の人の生の声を聞いた。ゲストの長谷川さんの壮絶な闘病生活、治療を
する病院を自分で探し断られ続ける苦しみ、でも生きるためには病院を探さなければならない、生きる気力がなくなる気持ちは今の自分にはわかる。彼の場合はもっと壮絶だけれど。糖尿病、透析治療、外科手術など自分にも起こりうること。明日は我が身。でも彼は仲間と一緒に強く今も生きている。自分に出来るだろうか?
~転ばぬ先の杖~自分に出来ること何があるのだろう。何をしなければならないのだろう。トークの終わりにはそう思えるようになっていた。参加して少し前を向けた気がした。まだ先は曇っていて何も見えないが歩きだしてみようと思う。

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