いく/50代 1997年告知 男性
発症で感染がわかるととても不安だと思います。発症していると、その段階によって治療も様々ですので、時にはすぐに治療が開始できない場合があるかもしれません。ただ今は治療が進歩していますので、主治医によく相談してみてください。
あまり経験がない主治医の場合は、NPOなどを通じて意見を聞いたり、セカンドオピニオンを利用するのも良いかもしれません。
僕は結核発症でした。結核とHIVの治療を同時に進めることができなかったので、抗HIV薬を飲むまで2年くらい時間があり、心配だったことを思い出します。でもそれを乗り越えて、14年も経っています。病気に打ち勝つためには気力も大きな力です。自分の免疫力を信じて、少しだけ前を向いて一緒に歩いてみませんか?HIV陽性であるかどうかに関わらず、明日どうなるかは誰もわからないのですから…。今日を大切に生きていきましょう。