たみ/30代 女性 東京在住
感染告知を受けた当時交際していた人に告げたときには悩みました。受け入れてもらえずに嫌われてしまうかもしれないと思うと怖かったけれど、私は服薬の必要はなくても、もしかしたら彼は既に服薬を開始しなければならない状態にあるかもしれないというのが一番の気がかりだったので思い切って検査を受けてほしいと話しました。
結果は陰性で、ほっと胸をなでおろしたのを覚えています。突然告げられた方は相当なショックだったみたいです。落ち着いてくるにつれ、それでも今までどおり君に対する気持ちも付き合い方も変わらない、といってくれた時は本当にうれしかったです。
かなりの確率で自分も感染しているかもしれないということを一度でも想像、実感したことのある人は結果が出るまで自分なりに必死で情報を集めるので、感染者の気持ちや状況を理解できると思います。彼に受け入れてもらえたことが、当時抑うつ状態にあった私にとって生きていく大きな支えになりました。
感染発覚後に知り合った今のボーイフレンドには付き合って早い段階で打ち明けました。告知の時期を遅らせば遅らせるほど機会を逸してしまうし、相手を動揺させることにもなると思ったからです。できるだけ早いうちに打ち明けるのがベストだと思っています。受け入れてもらえなかったとしてもまだ気持ちがあまり入っていないうちであれば諦めることもできますから