神原 奈緒美/ぷれいす東京 相談員
婦人科検診は定期的に受けることが大切です。なぜならば、HIV陽性の女性の場合は、ある種のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染すると、子宮頸がんをひきおこしやすくなるからです。しかも、自覚症状がなかったり、わかりにくかったりすることが多いため、定期的にチェックをしておくことはとても大切なことだと思います。
婦人科検診や子づくりについて、HIVの主治医に相談しづらいようでしたら、看護師や医療ソーシャルワーカーに相談にのってもらうこともできると思います。その他には、NGO・NPOなどが主催する女性陽性者が集まるグループ・ミーティングに参加して他の女性陽性者にきいてみる、という事も一つの方法です。
まずは、ひとりで悩まず「話しをしてみる」ことからはじめてみませんか?
<参考>
女性のためのQ&A〜あなたらしく生きるために〜(冊子.PDF)
http://api-net.jfap.or.jp/library/guideLine/boshi/images/2009_patient.pdf
Women’s Salon(ぷれいす東京 ネスト・プログラム)
http://web-nest.ptokyo.com/nest/p3.html
JaNP+ 女子会
http://www.janpplus.jp/project/interchange/