つばさ/30代 女性 地方在住
婦人科に行くのは確かに気が重い!とっても気合がいります。
私は感染がわかってから11年以上経っているのだけど、定期的に検診を受けるようになったのはここ数年。HIV陽性とわかる前に妊娠・出産を経験していて、そのときは全く抵抗なく産科に通っていたのに、今となっては、前にカーテンがある独特の診察室で、下半身だけ裸というどう考えても不自然なかっこうで脚を開くのにはすごく抵抗があります。
とりあえず、少しでもストレスや緊張を軽減するために、私の場合は同じ病院内だったので自分の信頼しているドクター(担当医)にオススメの婦人科のドクターをききました。女性のドクターがいいなと思っていたのだけど、女性同士だからいいわけじゃないということがわかったし、あの先生が大丈夫というのだからとりあえず大丈夫だろうと安心して受診することができました。あと、私は自分と娘の誕生月に検診を受けることに決めています。そうすると気が進まなくても、自分や彼女のためにも元気でいたいから検診を受けようっていう気持ちになるので。
これまではHIVとは関係なく、もう子どもを産むことはないだろうと思っていたのだけど、最近、ちょっと「子どもを産むこともありかも」と思い始めた私。そのときのためにもちゃんと体調を整えておきたいから、これからも婦人科の定期健診を受けていこうと思ってます。