カルロス/30代 男性 ゲイ 海外
私がHIVポジティブだ と解かったのが、先週のこと。正直自分は大丈夫、なんていう根拠のない自信があったのですがそんなものは皆無でした。安全よりも、快楽を重視していたのは 事実かもしれません。
私は数年前から海外で暮らしています。初めての関係を持った人は、日本人の人でまだ日本にいるころに知り合った人でした。初めてとい う事と、HIVに関しての知識がなかったことなどもあり、まったくの無防備でした。こちらに来てからも、日本以上にHIV患者が多いこの国で本当に無防備 でした。TATTOOなんかも入れており、まったく今思えば何を考えているのかと自分自身ばかだったと思います。
今のパートナーに出会ってからまったく危険な行為をしていなかったわけではありませんが、以前のような無茶はしなくなっていました。やっと出逢った自分の 最高のパートナーにHIVを感染させないよう努力をするつもりですし、彼もかなり慎重になっているようです。ちょっと悲しくもなりますが、彼を感染させる わけにはいきませんし私も望んではいません。ただ彼とずっと一緒にいたいので、彼にも定期的に検査してもらうつもりです。
セーファーセックス。快楽を求めるためには正直、厄介なことです。しかし自分以上にパートナーのことを考えると、絶対に必要なことだと思っています。自分 の大切な人に、同じような辛い思いをさせたくないのが正直なところです。 自分のためにも、相手のためにも絶対に必要なことです。自分の不幸を他人にも味あわせてやろうとする、不届きな人が実際存在します。私の住むここにはその ようなやからが多いらしいです。誰も自分の事は守ってくれません、自分で守るしかないのだと今はわかります。大事な人のために、自分のために、セーファー に勤めましょう。