Yaj/男性 陽性者
以前、僕はコックでした。そして、陽性告知されてからも続けていました。毎日毎日包丁を使っているので、指を切ったりするのは当たり前の世界です。職場の人たちには何も言ってませんでしたが、怪我のことで困ったことはありませんでした。
怪我をした時は自分でバンドエイドを貼って、まな板や包丁をきれいにすれば済みます。そして、血を拭いたティッシュはビニール袋に入れて捨てます。ようするに、自分の血液を他人に触らせないようにすれば良いわけですよネ。
自分で処置できないような大怪我の場合は困るけれど、その時は「肝炎がうつるかもしれないから触らないで」と嘘をつくつもりでした。けれど、実際には滅多にないことだし、そこまで考えててもしょうがないんじゃないかな。厳密に言えばきりがないし、何も出来なくなる。街を歩いていたって、突然暴漢に襲われて血だらけになるかもしれないし、エッチなこと考えてて鼻血がタラーッてことも有るだろうし、けつまずいて顔面傷だらけってことだってあり得るでしょ。
僕の場合は、服薬のスケジュールと不規則な飲食業を両立させることの方が大変で、結局辞めてしまいましたが、長く続けるようだったら上司に言った方が良いかも知れないとは思っていました。思っていただけです。実行するのは結構ハードル高いですよネ。