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「第31回日本エイズ学会臨床部門」

ACC 岡 慎一

臨床部門は、治療の進歩により、感染者の高齢化や、新規感染者を増やさないための予防が重視されていた。この点では、臨床部門はより社会部門との連携を強くしていく必要があるが、ぷれいす東京の生島さんを会長として開催された本学会は、まさに時をえたものであったと思う。

今回の臨床部門では、海外演者としてアジアではHIV診療の最も進んだ国タイからチュラロンコン大学のKiat教授に来ていただいた。アジア人の体格に合わせた治療薬の減量や、タイでの曝露前予防のお話しは、今後の日本での治療・予防に大変示唆を与えてくれるものであった。

社会との合同で行われたHIV将来予測と流行阻止のシンポジウムは、今後の日本の疫学研究のあり方に一石を投じたものであった。この学会を契機にして、新規感染者の減少につながっていくことを祈念している。

第31回日本エイズ学会学術集会感想

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