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変わらない

aya(〜19歳/女性/HIV陰性/学生)

HIVに感染した人も、一般の人と比べて人生は大きく変わるわけではないということは自分にとって大きな発見だった。これを知ったのはボランティア研修がきっかけだ。まず、HIVに感染した人と一般人の寿命はそんなに変わらないこと。研修前の私は寿命についてあまり考えたことはなく、なんとなくHIVに感染したら寿命というのは短くなるというイメージを持っていた。しかし実際は医療も発達し、陽性者と陰性者の寿命はさほど変わりはない。このことに私は驚いた。また、自分はHIVにかかった人は一生他人にウイルスを移す可能性があり、絶対コンドームをしなくてはいけないと思っていた。そう考えると子供を作ることは感染のリスクがパートナーにも子供にもあり、子供を作れないわけだから、とてもつらい人生だと思っていた。しかし、実際は子供を作ったとしても、ウイルスが低い状態であれば子供に感染するわけではないと知った。もちろん、治療を続けなくてはいけないし、心の負担もあると思う。しかし、この二つのことから、HIVに感染したからと言って、治療を受けていれば一般の人と同じような生活を送れるのだと。なんら変わりはないのだと感じた。

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