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今回の学会開催地の議員として感じたこと(学会と地域振興の連携)

石坂わたる/東京都中野区区議会議員

区の担当者の協力によって区役所の外壁、中野駅の駅頭、駅前商店街に掲げられた大きなレッドリボンの垂れ幕。今回の学会とウィークスを振り返り、区長から「民間団体や商店街など、関係者との連携体制ができ、地域振興を進める機会になった。最新のHIV医療の現状や研究成果に区民も接することができた。この成果を今後は行政の取り組みに生かしたい。」との発言もありました。
今回の中野区側のエイズ学会、エイズウィークスの担当は保健所や健康福祉部ではなく、都市政策推進室の「都市観光・地域活性化担当」が担い、いかに産学公の連携に地元の商店街や住民を巻き込み、来街者に中野区の取り組みをアピールするかに重点が置かれ、区は今回の会場調整や商店街でのフラッグ掲出の調整、学会やイベントなどの情報発信を担いました。その結果、日本全国から学識経験者・医療関係者・福祉関係者など、多くの方々に中野区を知ってもらい、区民や街ゆく買い物客・通勤者にも、掲出されたレッドリボンなどを通して、レッドリボンやHIVについて考えるきっかけを供することができました。今後の学会開催等が「地域に好影響をもたらすイベント」として他の多くの自治体にも受け止めてもらえたらと思います。

「第31回日本エイズ学会学術集会感想文」より

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