運営委員のつぶやき

web NESTの運営委員のプロフィールと月に一度更新していた編集後記です。運営や編集のこぼれ話や運営委員の横顔などもご覧ください。
「from web NEST」へ

矢島 嵩

矢島 嵩

web NESTの最後にあたって、
何を書いたらいいのかわからないまま、〆切が来てしまった!
ともかくキーボードまかせにつらつらと打ち綴ってみます。

どこかで本当に必要としている人に、
どれくらい役に立ったのか/立たなかったのか?
なかなか実感が得にくくて、
「これでいいはず」と言い聞かせる気持ちだけで勝負していたような、
“やじろべえ”のように不安定で安定?した日々だったように思います。

個人的にはきわめてアナログな生活をしているにも関わらず、
必要に迫られて苦手意識満載でインターネット上での活動をしていたことも影響していたかと思います。
双方向性を持ちにくい旧態依然とした仕組みを永らえてきたことも反省すべきだったと思っています。

それでも15年間続けてきたのには、
僕なりの意義がありました。

それは、少しおおげさに言うとこんな感じです。

不当に貼られた負のイメージを、
自身にさえ向けてしまう惨さが生む不幸がどこかにあるとしたら、
それをほんの少しでも軽減できる自分になりたかった。

病(やまい)を持ちながら生きることの不自由さだけでなく、
人間関係や情報の断絶がもたらす孤立は、
まさに人間がもたらすもの。
だからこそ、人間が何とかできることなのではないかと。

インターネット上で、地道に当事者の声をつむぎつないできたことが、
もしも、誰かが孤立から抜け出すきっかけになったり、
ちょっとしたよりどころになっていたとしたら、
やっていて良かったと思えます。

この15年間を俯瞰してみると、
抗HIV薬と情報システムが劇的に変わり、
あえて言葉を選ばずに言えば、
ヘビーなエイズが、イージーな慢性感染症に変わりました。

それでも僕の中にある厳しいイメージは払しょくされていなくて、
もしかしたらそんな僕みたいな人が、
いくつもの中継基地を経たインターネットの先の先にいるような気配がいまでもします。

でも、時代は移ろい、
僕のこの感覚はいまの時代の主流ではなくなっているかもしれません。
おそらく人もシステムももっと軽やかなものにバージョンアップされるべき時期が来ている、
僕もそう思っています。

至らないことばかりでしたが、
長きにわたり皆さん本当にありがとうございました。

sakura

sakura

陽性告知を受けたのと同じくらいの時期に、あるイベントのために
毎年出向いている海沿いの町がありました。繁忙期明けの疲れ
切ったタイミングでの、つかの間の一人旅で行くその町にある
小さな宿。その宿はネストという名前がついていました。

当事者として、その頃の「ぷれいす東京・ネスト」を必要としなかった
僕でしたが、この宿のほうは、くつろぐだけではなくて、情報を得る
ためにとても重要な場所でした。旅の宿というのは大抵そういうもの
かもしれませんが、全く知り合いもいない土地を歩くには十分すぎる
情報がそこにはありました。

日本中から人が来て、確かな情報を得るための“巣”。web NEST
運営委員会にお誘いいただいたときに僕がイメージしたのはまさしく
「旅人の宿」でした。この場を通して、どんな情報を伝えることができる
のか。訪れる相手もどのような人かよくわからない上に、僕とは違う
「HIVとの向き合い方」をしている人たちがどんなニーズを持っているのか
もわかっていませんでした。ですが、リンク集の担当になり、特に陽性者や
陽性者のパートナーの方のブログに触れるにつれて、全く知らない旅人
同士が宿の食堂でお互いの旅の知恵を教え あったりするのと同じように、
僕の陽性者生活では絶対気づかないような様々なことを教えてもらいました。

ブログのオーナーの方とは、エイズ学会の会場でご挨拶できたり、全く違う
機会に一緒にお仕事させていただいたり、リンク担当としてだけではない
つながりを持たせていただいた方もいます。

web NESTでの僕の仕事に関わってくださったすべての方に心より感謝
申し上げます。ありがとうございました。

生島 嗣

生島

様々な人たちの思いで、紡がれ続けたこのサイトを全面リニューアルする
という決断をするのには、大きな勇気が必要でした。会議の場でも、予算
がないなか、 リニューアルをめざすことは、それに見合った成果がえられ
得るのだろうかという議論もしました。全く、不安がない訳ではなく、むしろ
不安だらけのなかでの、選択でした。

 web NESTとぷれいす東京のサイトを合体という結論にいたった最も大きな
要因は、ぷれいす東京という現場でHIV陽性者プログラムに関わる人たちが、
web NESTの運営に関わり、HIV陽性者、パートナー、家族の言葉を集める方が、
Web上により多くの言葉がスムーズにアップできるであろうという予測/期待に
つきるように思います。

 ぷれいす東京に新規に連絡してくる人たちのうち、Webによる情報と言う人たちが
6〜7割を占めており、Web上の情報発信がとても重要であるのは、言うまでも
ありません。今後はよりその重要性は増すのであろうことは間違いありません。

 ぜひ、この作業を暖かく見守り、多様な意見をお聞かせいただければありがたいです。

はらだ

はらだ

1999年6月に、Webサイト準備委員会を立ち上げてからこれまで、
それぞれの日常を綴ってくれている日記帳のライターのみなさま、
よくある質問集にアンサーをよせてくれた大勢のみなさま、リンク集
への掲載を快く了承してくれたみなさま、Webサイトの運営、編集、
リニューアルに協力してくれたみなさま、web NESTを応援してくれて
いるみなさま、そしてweb NEST運営委員として一緒にサイト運営、
サイトづくりをやってきてくれた運営委員の人たち、web NESTが
大勢の人たちに支えられてきたことを実感しています。
本当にありがとうございました。

 そして、私自身、web NESTをいっしょに運営してきて、気づかされた
こと、学んだことがたくさんありました。夜遅くまで議論したことや、
Webの作業に没頭していて、終電に乗り遅れそうになったこともよい
思い出です。

 立ち上げたときは、扉をつけて「HIVに肯定的な関心のある方のみ
お入りください」としていましたが、最初のリニューアルで扉をはずし、
開かれたサイトになりました。そして、今度、ぷれいす東京のサイトと
いっしょになることで、また、新たなステージがはじまるのではと思って
います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

矢島 嵩

矢島 嵩

最近、深夜のファミレスで
仕事の続きをすることが多いのですが、
この時間帯はけっこう味わい深い光景を目にします。

80代の老夫婦と思われるお二人が、
対面ではなく、お二人横並びに座って、
一人一皿ずつステーキを注文し、それぞれ完食!
何事もなかったようにレジに向かい帰っていった。
(こんな最強の健啖家見たことがない)

20代の女性が4人掛けのテーブルいっぱいに、
100枚以上の領収書を並べて、
入口のドアが開くたびに領収書がヒラヒラ飛びそうになるのを、
あっちを押さえ、こっちにタバスコの瓶を乗せたりしながら、
電卓をたたきつつ、
一人カルタ取りのような構えで必要な領収書を必至で整理。
(確定申告のシーズンだ~僕もそろそろ準備せねば~)

僕はと言えば、親切なウエイターさんが、
「デカンタのほうがお得ですよ」と教えてくれたにもかかわらず、
仕事に障るので1杯にするつもりだからと断固グラスワインにして、
きょろきょろと人間観察をしているうちに、
けっきょく追加で3杯飲んだあげくに、デカンタを頼みなおして、
そのあげくに飲みきれなくて残してしまった。

これは味わい深くもなんともない
ケチくさいのに不経済なただ優柔不断の呑んべーのお話し(汗)

はらだ

はらだ

2015年もあっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。
その日の仕事をひたすらこなす日々が続いて、
疲れがたまってくるとなんのためにここにいるのか、
わからなくなることがあります。

そんなとき、「ネスト・プログラムに参加してよかった」「ひとりじゃないって
わかった。」などなど、参加者の感想文を読むと、とたんに元気がでます。

web NESTの「レポート」には、さまざまなプログラムの参加者感想文が掲載され
ています。新着レポートは、web NESTのトップ「web NESTからのお知らせ/更新
情報」でお知らせしていますので、ぜひご覧ください。

sakura

sakura

最近久々に新しい眼鏡を買ったのですが、
髭があったころのほうが似合ったかもしれないな、と思っています。
眼鏡だけでなく、服や帽子でも時折そんなことがあります。

今の職場も一年が過ぎ、僕より後に入社した人も増えてきたので、
髭OKな別部署への異動のチャンスを虎視眈々と狙っています。

生島 嗣

生島

新宿の街をあるくと、東南アジアからの旅行客が本当に増えているのだと実感する。

ニュースは円安効果だと報じている。しかし、これって、自分が海外に旅行する ときには、
逆の効果なんだよなーと微妙な気持ちになる。

生島 嗣

生島

日本エイズ学会、世界エイズデー関連のイベントなどが終わって、
ようやく一息という今日このごろです。

参加した人たちは多かれ少なかれそうなのかもしれませんが、
朝から晩まで、HIV/AIDS話題ですので、
なんだか、ちょっとぐったりしています。

今年の収穫というか、面白いセッションがありました。
アジア各国でみられるHIVというウイルスの遺伝子を解析することで、
どのような人的ネットワークが形成されているのかを分析するものです。

これをみていて、HIV/エイズは日本だけでなく、アジア全体でともに取り組むことで、
より効果の高い、対策やサービスができるのではと改めて思いました。

矢島 嵩

矢島 嵩

このところ、大阪でのエイズ学会、製薬会社での講演、陽性者スピーカー研修・・・
立て続けにいろいろあって、
寒波とともに肉体的にも精神的にも少々疲れが。

慢性化しつつある腰が悲鳴をあげていて、
そうそう無理がきかない年齢なのかなーと。

今年はスポーツクラブにいって運動をしたり、
英会話の勉強をしたり、趣味を広げてみたり、
向上心をもってやってきたつもりだったのだけど、
残念ながら秋口には腰折れに。

でも、このままお爺さんになるつもりはないのです。
もう一花咲かせよう、来年こそは。。