いく/50代 1997年告知 男性
やっぱり告知を受けた瞬間(1997年なのでやっとHARRTが確立した頃)は、ショックでした。検査を受ける前に、ある程度覚悟はしていたものの、「大丈夫じゃないか」とも考えていたので落ち込みました。支えになったのは、「死ぬ病気ではなくなってきている」という情報。それだけが頼り。当時はネットも普及していなかったのでなおさらでした。
先ずは正しい情報を得ることで、少し安心できます。東京都発行の冊子「たんぽぽ」(PDF版)などが良いでしょう。多くの情報には「早期発見をして治療をすれば」と書いてあると思いますので、発症でわかった方は不安だと思います。僕もエイズを発症しましたが、立ち直りました。
今は陽性者向けの電話相談も充実しているので、話すことで少し安心できると思います。ひとりで抱えないようにしてください。