矢島 嵩
記録的な早さで咲いた桜が、
東京ではもうハラハラと散り始めています。
年度末にプロジェクトの仕上げが重なってしまって、
〆切に汲々としていたのですが、
おちおちしてたら見過ごしてしまうかなと思い、
近所の小さな神社に足を運んでみました。
古い神社で桜の古木もうねるように太いのですが、
電線と隣家の境界のあたりでバッサリバッサリと枝が落とされていて、
なんだか人工的な樹型に整形されていて痛々しかった。
いろいろ事情はあるだろうけど、、、残念。
ひと区切りついたら、
すこし郊外まで足をのばして、
悠然とした風景を眺めたいなー。
矢島 嵩
研修会のスピーカーとして金沢に行ってきました。
金沢は3度目なのですが、
1度目は数年前の冬で豪雪、
2度目は11月の穏やかな季節、
そして今回も直前まで寒さと雪の予報。
主催者からは、「くれぐれも暖かくしておいでください」とメールをもらっていて…
ところが、当日は春のような良い天気。
研修もあたかい雰囲気の中で進めることができて、
なんだかほっくりとした時間を過ごさせてもらいました。
夜は、海の幸とお酒ををたくさんいただいて、
翌日、晴天の中、白山を眼下に空路帰ってきました。
あっという間の旅だったけれども、
景色がかわり、食がかわり、人と出会い、
ちょっとした心の洗濯になったみたいです。
矢島 嵩
あっという間に1ヵ月が経ち、
新年の抱負も考えないうちに2月に。
というわけで、遅まきながら考えました。
1.背筋を伸ばして歩く
2.よく噛んで食べる
3.不要なものは買わない
大げさに言えば生きる姿勢というか、
居住いというか、
そんなことを考えてしまうのです。
身軽でいて豊か、
凛としていれたらと思います。
矢島 嵩
近所のスーパーマーケットにいったら、
大量のローストチキンが撤収されていて、
伊達巻や黒豆なんかがたくさん並んでいました。
世の中は、舞台がどんでんするみたいに、
たった数日、いや数時間のあいだにクリスマス仕様から、
お正月仕様へと変わってしまいます。
このあわただしく、
ちょっと滑稽と言えなくもない感じ、
嫌いじゃありません。
これが僕にとってはいつもの年末の風物だから。
そして明日が仕事納めです。
いろいろ、本当にいろいろやり残したことばかりだけど、
それもまた年中行事・・・ということで(汗)。
みなさん良いお年を!
矢島 嵩
今年の日本エイズ学会は横浜・日吉ということで、
僕としてはとっても近所での開催。
なんだか例年より気持ち的には、
きらく~な感じの参加と思いきや・・・。
Newsletterの編集をしていることや、
陽性者向けのリソース集作成中なので
いつになく情報収集に熱心だったこともあり、
割にこつこつとたくさんの会場に出向きました。
おまけに、MSMをテーマにした一般演題の
座長をすることになってしまったので、
いまさらのようにあらためて他のMSM関連の報告をメモをとりつつ、
泥縄で情報更新したりして(汗)。
さらに、心に残ったのは、久しぶりに会場であった人のこと。
「元気にしてたー?」
「いろいろあってねー」
なんてまた廊下で話し込んでしまったり。
心も頭もフルに使った3日間、
いや、前日から最終日まで毎日飲んでいたので、
もっとも酷使したのは肝臓かも。
矢島 嵩
急に秋めいてきてきました。
僕は、
木造で築20年以上たっている
アパートの角部屋に住んでいるので、
夏は風通しがよく快適だけど、
冬はめっぽう寒い。
さらに、昨冬からは在宅仕事をしていて、
長時間暖房を使うので
びっくりするほど光熱費が増えてしまっていたのでした。
そこでこの冬の我が家のエネルギー問題を解決すべく、
家電量販店に行きました。
そこは最近できたばかりの、
家電量販店と衣料品店がコラボした新しいタイプの店舗で・・・。
この話の落ちは・・・
察しの良いかたはお分かりかと思いますが・・・
保温性の高い下着と暖かそうなカーディガンを買ってきましたとさ。
矢島 嵩
大型の台風が関東を直撃という予報を、
知っていたにもかかわらず遅くまで出歩いていました。
帰りの電車に乗ろうと思って駅に着いたら「全面運休」の表示。
そして、大勢のひと、ひと、ひと。
昨年の3月11日の帰宅難民を思い出させるものがありました。
都市機能って、こんなにも脆弱なのです。
東京は特に雪に弱いのは有名ですが、
郊外に放射線状に走る鉄道は、
必ずといっていいほど多摩川や荒川などの鉄橋を渡るので、
風にも弱いのかもしれません。
思いきって嵐の中を歩いて帰ろうと決意して、
30分ほど歩いたころ「全面運行」になったことを知りました(汗)。
情報収集の甘さと、
判断の悪さと、
むこう見ずな性格と、
いろいろ重なっていて、
サバイバルできるタイプじゃないなーとつくづく思いました。
HIVではもうロングタイム・サバイバー
(死語?1990年代にはよく使っていた言葉ですが、、)に
近かったりするんですけどね。
矢島 嵩
みなさんの夏はどんなでしたか?
僕は手術を無事終え、
術後のストレスフルな療養生活からも解放され、
ようやく自分のペースを取り戻してきたところです。
真夏の療養生活の反動で、
なんだか公私共に活動的です。
ゆっくり話をしたことがなかったひとと飲みに行ったり、
長年あたためていた創作活動を実現すべく動いてみたり、
あらたに取り組んでいるプロジェクトも本腰モード。
例年はかならず夏ばてしてしまい、
お彼岸くらいにようやく元気を取り戻すパターンなのですが、
今年は夏の真っ盛りにじゅうぶん休養をとったので心身ともに楽です。
やはり東京の夏は、
人体がフル稼働するにはハード過ぎるのか。
サマータイム、いや、シエスタ導入なんかいかがでしょう?
矢島 嵩
新陽性者PGMのコーディネーターをバトンタッチしました!
7年ほどやっていたのでちょっとさびしいような、
でも軽やかな気持ちでもあります。
50代になってから、
親のことや、
パートナーとの日々、
残された自分の人生のこと、
子供の頃の夢とか、
いろいろなことを考えるようになりました。
実は、
明後日に簡単な手術を受けることになっていて、
入院お泊りセットをバッグに詰め込んだりしているところです。
新しい一歩を踏み出すための、
小休止なのかもしれません。
矢島 嵩
先日、友人と浅草へ行きました。
雷門の真ん前に位置する浅草文化観光センターが、
建築家の隈研吾氏が手がけて立て替えられたという話を聞いて見に行ったのです。
景観論争などもあったと聞きますが、
僕はとても好きでした。
大胆かつ繊細で、
新しい建物を伝統的な街の居住まいに調和させる工夫がされていると思いました。
知らなかったのですが、
東武浅草駅も建設当時のアールデコ様の外観に戻されていて、
雰囲気のある建物に様変わりしていました。
パリのルーブル美術館にガラスのピラミッドができたときも、
多いに賛否両論があったとききますが、
そういった 議論があるのはとてもステキじゃないですか。
伝統的なものに新しい技術やセンスを取り入れていく勇気と、
こだわり続ける頑固さの両面があってこそ、
味わいがありながらも、
生き生きとした街になるのじゃないかなと。
そうそう、
スカイツリーは隅田川越しに拝んだだけだったのですが、
某ビールメーカー本社ビルの 「金のきんとん雲」
(ホントはビールのジョッキと泡のイメージだとか)とのセットが
妙にマッチしていてこれも好みでした。
もともと僕は東京の下町にルーツがあり、
小さなころはこのあたりを縄張り?としていたものでしたが(笑)、
久しぶりに訪れれみて、
懐かしいなかにも活力のようなものを感じて、
ちょっとうれしい気分になって帰ってきました。