運営委員のつぶやき 矢島 嵩

矢島 嵩

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この数年は、HIVの定期受診は2ヶ月に一度というペースで、
服薬も問題なく、大きな副作用もなく、
CD4やウィルス量も良好で、
特に大きなト ピックはないかなという感じです。

ところが、
最近は腰痛と頸椎症で整形外科とリハビリに通っているのと、
奥歯の根っこの治療で週に一回は歯科へ、
それから アレルギーやら声嗄れの問題で耳鼻科に通っていて、
不眠やらなにやらもありカウンセリングにも定期的に行き・・・。

と、なんだかんだと心身のメンテナンスには膨大な時間と労力をかけています。
これが、歳をとるっていうことなんだろうか?

HIVの分野で著名な医師が、
HIV陽性者は非陽性者より早く歳をとるといった主旨のことを話していて、
50代のHIV陽性者は高齢者なんだって!

先日、久しぶりに会った友達に自分の通院だらけの近況報告をしたら、
「週間スケジュールが祖母とそっくり」みないなこと言われました(笑)。

HIV陽性者の高齢化が
これから急激なスピードで大きな問題になっていくことは間違いないって、
自らの暮らしぶりで確信した次第(汗)。

矢島 嵩

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この1週間はとっても目まぐるしくかった。

新しいWEBサイトをなんとか期日に間に合わせて立ち上げ、
シンポジウムで大阪に日帰りをして、
看護大でスピーカーをしたり、
活動報告書用の原稿を書きながら、
Newsletterの校正ととりまとめ、、、、。

世の中にはこの百倍忙しくしている人が大勢いると思うんだけど、
僕にとってはかなりオーバーフローな1週間で、
ちょっと記憶が飛んで る。

できれば月曜日は市場へ出かけ糸と針を買うくらいが良いのだけど、、、
♪♪チュリャチュリャチュリャチュリャチュリャチュリャリャ~♪♪
完全にとんでる (瀑)

落ち着いたらいろいろお伝えしたいこともあるのですが、
まずは渾身のWEBサイトをご覧いただけるとうれしいです。

WEBサイト 「HIV陽性者が読み解く 長期療養時代」
http://chokiryoyo.ptokyo.org

矢島 嵩

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実は、以前からユアン・マクレガーという俳優が好きです。
「トレイン・スポッティング」が鮮烈に印象に残っている人も多いでしょう。
アカデミー賞とかの演技賞なんかにはからんでこないタイプで、
たぶん専門家たちからは演技が高く評価されているわけではないと思うんです。

だけど、たくさんの主役をはっていて、
「ムーランルージュ」とか、
「ビッグフィッシュ」とか、
おとぎ話のような映画にはもってこいの
雰囲気と、瞳と、そして笑顔を持っているのです。

そして、「人生はビギナーズ」。
クリストファー・プラマー演じる75歳の父親から
ゲイであることをカミングアウトされる息子の役なのですが、
その瞳がいつ も潤んでいて、
悩んでいて、
考えていて、
そして優しいのです。

クリストファー・プラマーの名演を観にいったつもりが、
ユアン・マクレガーの瞳にノックアウ トされて帰ってきまちゃいました。
春ですネ~。

矢島 嵩

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このところ仕事を掛け持ちしていて、
本当はしょうもないくらい忙しいでのすが・・・。

こういう時に限って、
久しぶりの友人に連絡をとって会ってみたり、
立て続けに映画を観に行ってみたり、
翌日のことを考えずに飲み明かしちゃったり・・・。

高校時代の期末試験前ってこんなだったなーって気がします。
あのころ僕は勉強が嫌いじゃなくて、
好奇心を満たしてくれる「やりたくてやっていること」 だった。
だけど、試験前になって「やらなければいけないこと」に変わったとたんに、
なぜだか逃げ出したくなる。

そんな青さがいつまでも蒙古斑のようにぬけ ないまま、
この年齢にまできてしまったのかも。
今更ながらトホホです。

ところで、web NESTがリニューアルしてはや数ヶ月たちました。
ぷれいす東京のNewsletter最新号(72号:2012年2月号)を発行したところなのですが、
今回のリニューアルのポイントとその意味するところなどを書かせていただきました。
PDFをダウンロードすることができますのでぜひ一読ください。

http://www.ptokyo.org/publications/newsletter.php

矢島 嵩

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早起きは三文の徳と言いますが、僕はかなりの宵っ張りでチョー朝が苦手なのです。ミーティングが夜に集中するとか、もともと不眠症なので・・・とか、話せばいろいろ理由や言い訳があるのですが、まぁとにかく苦手。

ところが、最近状況が変わり、朝定時に起きて、夜は早く寝るというサイクルになりました。そんなことできるだろうかと前の晩はドキドキして眠れず・・・(汗)。でもなんとかやっています。体内時計もこの決意を感じ取ってもらったよう

以前は夜中に原稿などを書いていて、5時とか6時とかにメールを送ったりすることも良くありました。「あんな時間まで起きてるんですね」とよく言われたものですが、これからは「あんな時間にもう起きてるんですね」と言わせてみせてみせるぞーッ。

矢島 嵩

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来年のカレンダーと、手帳を買いました。手帳はここ十年くらい同じタイプのものを年ごとに買い替えて使っているのですが、カレンダーはあれこれと 探し求めて、ようやく気に入ったものを買いました。例年は落ち着いた感じのあまり目にうるさくないようなものを選んでいたのですが、来年のはカラフルで楽 しげなものを意識して選びました。

ほんとうに今年は大変な思いをした方がたくさんいらしゃると思います。この世相と寒さをふっとばすような、元気であたたかな新年になりますように!

矢島 嵩

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より見えやすく、より届きやすいように、より更新もしやすいようにと、あれこれ工夫をこらした2度目のリニューアルです。みなさん、いかがでしょうか?

おおぜいの協力のたまものであるコンテンツが埋もれずに共有できるように、貴重な体験が属性や地域を越えて共有できるように、日々更新されていくプログラムの予定や参加者の感想がわかりやすく配置されるようにetc.

やまのような話し合いと、ときにはすれ違いや後戻りもありつつも、2年越しの作業がとにもかくにも一段落。まずはほっとしているところです。より良いサイトになったことを信じつつ。

矢島 嵩

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夜は肌寒くなることもあるけど、まだ昼間は汗ばむこともあり、夏物を洗濯して全部しまってしまったのに、Tシャツ一枚で歩いている人を見かけたりもする。この季節がとても好きです。空がつきぬけるように青く、どこまでも遠いところへ歩いて行きたい♪そんな気分になります。

矢島 嵩

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大阪、京都と関西にて活動中だったのですが、合間に思わずぼっかりと時間ができて、加茂川あたりをぶらぶらとしたりしてました。あー、秋なんだなーと旅先だからこそしみじみと。

矢島 嵩

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たまたま立ち寄った古本屋の店頭に、10代のころから好きだった作家の文庫本があり、100円で買ってきました。僕はあまり読書家ではないのだけれども、 この本は10年ごとくらいに何度も読んでいて、ちょっと大げさだけど、人生の節目節目に、その時々の自分の感受性やエネルギー量を測る目安になっていたよ うに思います。

自分と世の中とのおりあいの悪さにあれこれ悩みながらも、自分のもっとも繊細で傷つきやすい部分を後生大事に抱えながら、それでも生きていく青春真った だ中の主人公にずーっと共感してきたのです。でも、今回読んでみたら、「そんなことにこだわってたら食っていけないじゃない」とか、「肉体的に若く健康が 続くとはかぎらないんだぞ」とか、同じ葛藤を何十年も続けている主人公にちょっといらいらしたりして。(そりゃ、小説の中だから、何十年も変わらないに決 まってますが・・・。)確かに自分を測る目安になっているようです。