陽性者と家族の日記 “IHO”

誰かの願いが叶うころ

IHO

その存在も、販売方法も知っていながらも、
ずーーーーっと年単位で気になっていながらも、
購入する事はなかった「THE BIG ISSUE JAPAN」を今日、初めて購入しました(^-^)
ぷれいす東京の記事が載っていると知ったので、早速近所の路上で購入しました。
ウチの近所で販売している方は交差点で販売されているのですが
信号か変わる度に歩行者が多い方へ向きを変えて、控え目に呼び込みます。
(諸々制限があるのか、かなり控え目に”いかがですかぁ”と言われる)
その姿にちょっとカワイらしさを感じていました。
最新号のTHE BIG ISSUE JAPAN VOL.324 は
(初購入なのでいつもそうかも知れませんが)日本国内外の豊富な内容でとっても面白かったです。
世界の貧困問題や大阪地元愛の記事や古材を扱った事業の事、エンターテイメントetc…。
それぞれの記事や人が関わった著書の紹介もあり、読書好きの僕としては
本を買う前のお試し版、みたいな面もありました。

THE BIG ISSUE JAPANには、こうあるといいな。こうなるといいな。に対して
こうしたよ。こうしてみたら。と返答がある。
そして、こうしたい!と云う沢山の想いや願いが詰まっている。
そんな気がします。

IHO 拝

Now Is On

IHO

先日迄行われていた AIDS WEEKの数々のイベントや講演会には
殆ど、いや全くと言っていい程、参加出来ませんでした。
普段は暇ひまな僕の毎日が先日の数日間、多忙でした。
でも、何とかLASTの「市民講座」には伺う事が出来ました。
90分位でしたでしょうか、凄く興味深く且つ楽しい講演でした。
発表される先生方は面白く分かりやすく…で凄く記憶に残るお話をされますよね。

HIV/AIDSの現状を通して、ずっと言われているけど
発病前の検査がもっともっと進むといいなとか
内服薬をちゃんと飲む事で大事(おおごと)にならず生きていけるのになとか
まだまだ課題がある事を改めて受け止めました。
医療の現場から「発病前に受診してくれて良かった。」「大丈夫」と
言って頂ける事に安堵を憶え、
夜、女性一人で歩ける安全な日本、食べるモノが豊富なのにダイエットをする日本人、
そんな日本はHIV/AIDS患者(と云っていいかしら)に対しても非常に手厚い福祉があり
改めて感謝を言いたいです。
でも、差別と偏見はまだまだ根深くて、社会的死という非常に僕にとって
重いテーマは胸を締めつけました。それはまだまだ僕も受け止め切れていない、から。

何だか支離滅裂な日記になりました。
来年は有休を取ってでも多くのイベントに参加したいと想います!!!

IHO 拝

ハートが数える高度計

IHO

この日記で何度も色ンな宣言をさせて頂いている僕ですが
その宣言の殆どは前言撤回の如し、三日坊主で撃沈しています。
ここ一ヶ月の間に、またまた「やりたい事やっちゃえ」の波が押し寄せて来ており、
周囲の同僚や友人が資格を取得したり、学校に行ったり
忙しい仕事と家庭を遣り繰りして頑張っている姿に刺激を受けて
またまた焦りと云う名のウズウズが動き出し
通信で資格を取る勉強を始めました(荒い鼻息)
でも、スタートダッシュは凄く良い!と高校の担任に言われた通り、
今も現在も、始める時は高揚感も合わさってやる気100点満点なのですが
今は現在は、何だかボヤーッと教材を眺めている毎日です(汗)

さぁ!やるぞ!altimeterは上がったり下がったりしていますが
ちょっと頑張って高度高目で自分を磨いていきます!
ここに宣言します!>何度目だよ。。。

IHO 拝

寒い夜だから…

IHO

寒いですねぇ。もう冬ですねぇ。
ここ数日間で何度言ったでしょうか。
本当に寒いです。
寒い時は、やっぱり鍋ですよね。
みなさんは、何鍋がお好きですか?
ちゃんこ鍋、豚キムチ鍋、寄せ鍋、もつ鍋におでん…
頭に想うだけであったかくなります。(^^)
勿論!僕は専ら「ひとり鍋」です>おいおい

最近はおひとり様が多いからでしょうか
「ひとり鍋」という看板を街中(まちなか)でよく見掛けます。
ある有名な長崎ちゃんぽんのチェーン店でも
「おひとり様鍋」が提供されていて、市民権を得たなぁとにやつきました。
居酒屋さんとかって、〇〇鍋1000円/1人前 オーダーは2人前から、が大体でしょ、
だからなかなか鍋を食べる機会がないんですよね。
恥ずかしがらずに遠慮なく鍋をひとりで食べられる昨今が嬉しいです。
こんな寒い日だから、あったかい鍋を食べて体も心も温めましょ。

IHO 拝

家族になろうよ

IHO

本日、11月22日は”いいふうふ”の日だそうです。
ここ最近、こじつけやもじり、ダジャレで色んな記念日/なんとかの日が
宣伝とかの意味も込められて、多いですね(^^)

僕の故郷(いなか)は地方(イナカ)なので
同級生の9割弱は結婚しています。
そして第一子は概ね成人しています。(驚愕!)
20代後半の頃には既に中学高校時代の友情は薄れていて
「嫁/旦那が待っているから」と言われ
30代始めは「うちの子が」と言われ、遊ぶ事も集まる事すらも
かなり難しくなっていました。
そして、今、50代を目前にして友人達は
「子供も手が離れて、嫁/旦那と何をして良いか分からない」と
単身男の僕を酒の席に誘う。
「夫婦で仲良く出掛ければ良いぢゃん」と想うけど
長年一緒だと、簡単ぢゃなくなるのかな。
(30年以前はあんなに俺を袖にして、ふたりイチャ×2LOVE×2ルン×2してたくせに)

いいふうふの定義は分からないけれど
お互いの笑顔も苦渋顔も泣き顔も輝く瞳も伏せた視線も傍で見続ける事かな、と
独身独居おじさんは想うのです。

あ!でも”ふうふ”って言っても
書類にハンコを押しているとか、役所の方は知らないとか、
夫は男で嫁は女でって決めなくてもいいし・・・(汗)
えーーーっと、えっと、なんかワチャワチャしちゃうょ。

IHO 拝

どうしてますか

IHO

僕の故郷で原田知世さんがコンサートをすると
数ヶ月以前に知り、すぐチケットをゲットして
先日行って参りました。
角川三姉妹世代の僕ですが、今回が初原田知世でしたので
原田知世さんに実際に逢えるって事に
嬉しいと云うよりそわそわ緊張していました。>それはそれは異常な程
実際の原田知世さんは35年以前の透明感を持ち続けながらも
大人の女性でした。でも凄く可愛かったです。>それはそれは驚く程
セットリストも自身主演映画の主題歌は勿論!カヴァー曲も歌われ
それぞれが原田知世ワールドで本当に素敵な時間が流れ、それに溺れていました。
それはそれは多感な10代に沢山角川映画から影響を受けて過ごした
自分の故郷で原田知世さんに逢えるなんて、それはそれは何て素敵な事だろう!!
嬉しさと幸せと、そしてちょっぴりの切なさを感じたコンサートでした。

35年以前、一緒に角川映画にハマっていた友人はどうしているだろうか。
いまだに、角川三姉妹を好きでいる僕をどう思うだろうか。
みんな、どうしていますか。元気でいますか。

IHO 拝

時の流れに負けないの

IHO

先日、僕が大好きな松任谷由実さんのコンサートに行って来ました。
YUMING史上、自己最長で最多公演回数の超ロンングラン
「宇宙図書館tour」が終わりました。
昨年11月から追っ掛けて追っ掛けて色んな地方にも脚を運んで
本当に本当に楽しんだtourでした。

今ツアーは、僕には珍しく数公演を数少ない(僕の周辺には、って意味ですよ>汗)
YUMING FANの方と行かせて頂きました。
今ツアーのチケットは公演日の半年以上以前に手にしていたので
その間に諸事情や気が変わって…等で一緒に楽しむのを断られるンぢゃないかと
少しヒヤヒヤ、ここ数年の僕歴史の中では珍しい経験をしました!
ひとりだったらこんな心配は不要ですから、ね。
おひとり様時代が長く続いていますから、ね。>現在進行形”(-“”-)”

「約束」って言葉を今tourで感じました。
還暦を過ぎての自己最長にして最多公演回数をやり遂げたYUMING!
ただただ凄いです。約束をちゃんと守ってくれました。
一緒に付き合って下さった”数少ない”YUMING FANの方も
半年以上も先の約束を憶えていてくれて守って下さいました。

毎日が忙しくって
時間に追われて
決めた事も想ったように進まなくて
時の流れに飲み込まれて、負けそうになり
“約束”の意味が薄れそうな時もあったけど
その日を迎える事が出来て、
信じる事の大切さを改めて想い出しました。>ちょっと綺麗過ぎたかな?

IHO 拝

chameleon

IHO

人は人生と云う名の舞台の上で演じる役者である!…って誰か言ってなかったけ?
人はその場その場で全く違う”人”になる!って自分を含めて僕は想っています。
僕自身も、職場では「潔癖真面目人間」「融通利かない厳しい人」で通っています。
よく職場の方々には「IHO(さん)の部屋ってキチッとしているンだろうな」と言われます。
でも実際は酷くだらしない部屋で怠惰に生きています。
職場ではそういう”人”を演じているだけです。

友人と居る時の僕、
家族と居る時の僕、
好きな人と居る時の僕、
趣味に没頭している時の僕、
そしてひとりで居る時の僕。

たまに友人と遊んでいる時に職場の方と遭遇すると
見られたくない自分を見られてしまったと云う、何だかひどく照れ臭くなり、
戸惑う事があります。
色んな表情/人格を使い分けているのに
今、その境界線が曖昧で、SNSの影響でしょうか、
繋がっているとは到底想像出来ない同僚と友人が知り合っていたりして
そこで「へぇ、IHOってそんな面があるンだ」と情報交換されていたりして
キャラ設定が大変で人格崩壊です>かなり大袈裟(汗)

i can change,i’m a chameleon
i am a chameleon

演じる役は少ない方が生きやすいかな?
演じる役が多い方が楽しいかな?

IHO 拝

IMAGINATION

IHO

舞台が好き。舞台は素敵。
同じ空間にいるのに舞台の上は別世界。
波の音が聞こえれば、そこは海…いいや舞台の上の人(役者)が
あっちを指差して「海だ」と言った途端にそこは海辺になる。

いつからかイメージする事はネガティブな事ばかり。
それ…出来ない。空…飛べない。
これ、無理。恋、無理。
身を守る為にもネガティブをイメージ出来る事はとても大事だけど、
余りにも想像力が乏しくなっている今に少し肩を落とします。

妄想の中でばかり生きていると社会的/大人的に
色んな衝突が起きて生きづらいですけど
ひとつの物事を色んな角度から見られるチカラは持ち続けたいと想います。
きっとそれは、毎日を大冒険にしてくれるはずですから。

先日「FINDING NEVERLAND」を観劇して来ました。
ピーターパン関連のブロードウェイミュージカルです>またかよ(苦笑)
imaginationは本当に素晴らしい能力だなぁって想いました。
乾涸⁽ひから⁾びる程ジャージャー泣きましたが、凄く元気が出る素晴らしいmusicalでした。

IHO 拝

蒼いフォトグラフ

IHO

季節の変わり目、少しづつお部屋のお掃除を始めています。
「断捨離」というと大袈裟ではありますが、
「要らねーなぁ」とずっと視界の片隅で見つめていた想い出達を整理しています。
その中から出てきました、6年以前に使っていたガラケーの携帯電話が。
この中に、ずーっとずーっと、A LONG×2 time agoに御付き合いしていた方の
既に別れて数年経っているのに「元気?久しぶり!」と送信されてきた
想わせぶりな写真が数枚入っていて捨てられずにいます。
⁽写真を一度破いてテープで貼るような、教科書に出てくる未練タラタラ男の典型で御座います>汗⁾
携帯の中の写真はセピア色に色褪せる事無く、想い出と共に存在し続けていいます。
若い蒼い想い出です>遠い目

機械に疎い僕はこの写真を携帯から取り出す術を知りません。
PCに繋げば自動的に想い出と共に移動するのでしょうか?
このガラケー携帯電話を捨てる時、
僕は写真を取り出す事に成功して、まだ想い出⁽妄想?⁾と共に生きているのでしょうか。
それとも、御付き合いしていた方の事を忘れて、新しい”写真”を撮っているのでしょうか。

IHO 拝