MON次郎/30代 男性 99年告知 千葉在住
僕の場合は、直接の上司とは、年もあまり離れていないし、普段から一緒に飲みにいったりしていたので、病気のことが分かった時も、言うかどうか迷ったけども、「もしかしたらそうかも」と軽い気持ちで話しました。
すると、上司は、「酒は飲みにいってもいいんだろう」という返答で、もしかしたら、上司は病気の知識がなかったのかもしれないが、差別感は全く感じませんでした。上司は、その後会社の幹部二人に自分の感染について報告しましたが、自分はその事に関しては後悔もしていないし、その後、自分のプライバシーは守られています。
退院後、上司より病気の名前や症状をいろいろ聞かれたので、自分の口から説明するのは難しいので、カウンセラーにもらった資料をそのまま見てもらい理解をしてもらいました。
会社の上司にとっては、始めての経験でしたので、社会保険事務所とか、本社に報告しなければいけないのか、他のところから会社の顧客に情報がもれたら、どうなるのか、もし業務に支障があった場合には、すべきなのかといった具体的な事について検討を開始した。その時には病名は言わない方がよかったのでは、と思ったりもした。
その後、自宅で1ヶ月くらい休養していたのだが、その時には解雇されるのではと不安になったりもした。上司に自分の不安を話したりもしたが、上司は、医師の就労してもいいという診断書があれば解雇ということはないから大丈夫と言ってくれた。
仕事を再開するにあたっては、会社からは、無理をせずに、体調が悪くなった時は、休養をするようにといわれた。その時には、会社側に伝えてよかったと感じた。安心して働ける、以前のような普通に働けると思った。ただ、病名に関しては、会社の周囲の同僚には、現れている症状名で説明している。
普段から気をつけているのは、上司には、体調の変化については報告するようにしている。もし、入院が必要な場合にも、上司が病気のことを理解しているのでスムーズに対処できている。
僕の場合には良い上司に恵まれていましが、会社によっては違う反応がある場合もあるので、どうぞ慎重に考えて行動してください。